角川アスキー総合研究所は3月30日、モバイルゲーム業界の最新情報をまとめたデータ年鑑「ファミ通モバイルゲーム白書 2023」を発売した。価格は書籍版が5万3900円、PDF版が4万8400円、セット版が10万2300円となる。
本書は、日本国内と北米、欧州、アジア・中南米といった海外主要地域別の市場の動きや、ユーザーの消費行動、さらには主要アプリの詳細、各種販売データ、Twitter発信における動向など、さまざまな角度からモバイルゲーム業界を分析したデータ年鑑。オンラインショッピングサイト「ebten」で販売中だ。
・販売ページ:https://f-ism.net/fgh/2023mobile.html
また、「PDF(CD-ROM)+書籍 セット版」については、2023年5月12日の申し込み分までに限り、通常価格10万2300円のところを5万3900円で提供する特別キャンペーンも開催中なのでお見逃しなく!
以下では、本書内の主なトピックスを一部紹介していこう。
豊富な最新データと多角的な市場分析を458ページにわたり収録
・2022年モバイルゲーム業界トピックス
・日本および世界主要地域別の市場規模、アプリ売上データ
・主要アプリにおけるユーザーのプロフィールや各種構成比、動向分析
・ユーザーの消費⾏動分析、意識調査
・eスポーツやVR、AR、MR、NFTに関するユーザー調査
・モバイルゲームに関するSNS(Twitter)発信動向
・ゲーム関連企業情報(主要企業株価チャート、関連企業インデックスほか)
2022年世界のモバイルゲーム市場規模は
前年比97.2%の8兆9146億円
「ファミ通モバイルゲーム白書 2023」では、2022年の世界のモバイルゲームのコンテンツ市場について前年比97.2%、8兆9146億円と推計。世界的な巣ごもり需要の収束が影響し、ここ数年のような右肩上がりの成長は⼀旦落ち着く形となった。
2015年の調査開始以来、市場規模は7年で倍増となったが、今後は増減を繰り返しながら緩やかに成長していくというフェーズに入ったと推測している。
『モンスターストライク』が国内売上で2年ぶりの首位に
2022年の国内アプリ売上ランキングでは、『モンスターストライク』が2年ぶりのトップに返り咲いた。
前年の首位『ウマ娘 プリティーダービー』はApp Store部門の売上減が影響し次点となったが、パブリッシャー別の年間課金売上では、『ウマ娘 プリティーダービー』のほか、『シャドウバース』や『グランブルーファンタジー』などのヒットコンテンツを擁するCygamesが2年連続の首位となっている。
2022年に国内でもっともツイートされたゲームアプリは『原神』
角川アスキー総合研究所のTwitter解析システムで、アプリやIPについてのツイート数を調査したところ、2年連続で『原神』が首位となった。総ツイート数は前年の3519万回から4508万回へとアップし、熱量がさらに増大している傾向となる。
しかしそのアカウント数を調べると『モンスターストライク』が首位となり、課金売上の高さと比例する形となった。
※集計:2021年12月1日〜2022年10月31日(角川アスキー総合研究所「Realtime trend analytics」)
【書籍情報】
タイトル:ファミ通モバイルゲーム白書 2023
発行・編:角川アスキー総合研究所
発売日:発売中(2023年3月30日)
価格:
書籍版:5万3900円(送料込)
PDF版(CD-ROM)版:4万8400円(送料込)
PDF(CD-ROM)+書籍 セット版:10万2300円(送料込)
判型・頁数:A4、458ページ
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