会話や会議の要約自動生成 リモートワークメタバースアプリ
リモートチームのためのメタバース「Teracy」を開発するTeracy株式会社は2023年3月15日、OpenAIが提供する「ChatGPT API」と自動音声認識システムの「Whisper」を搭載し、会話やミーティングの要約自動生成を可能にした「Teracy AI」を公開。事前登録の受付を開始した。
「Teracy」はリモートチームがオフィスでリアルに集まるような会話体験を通じてチームの連携向上や業務効率化を図るメタバースアプリ。今回の要約機能で、「Teracy」上の音声でのやりとりを自動で書き起こし、会話の要点や次のアクション(Todo)などを自動でまとめ、記録を実現。会話に参加していないチームメンバーも簡単に情報共有ができる。
「自動書き起こし機能」は、会話中にワンタップでAIを呼び出すと、会話の自動書き起こしを開始する。
「サマリー(要約)機能」は、完全自動で会話を要約。書き起こされた会話データを自動で要点やTodoリストに整理する。ひと目で理解しやすい簡潔な要約により、社内の情報共有をスムーズに行う。
自動で記録、蓄積する「要約リスト」では、過去の会話を簡単にさかのぼり、共有可能だ。
「要約リスト」は自動翻訳機能を備え、読み手の言語設定に応じて自動翻訳を行う。言語やタイムゾーンが異なるグローバルチームにおけるコミュニケーション課題改善を図る。
「Teracy AI」は公式コミュニティ(関連サイト欄参照)に参加すると、機能提供を開始次第、無料で試せるとしている。