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国内初のオール顔認証内見予約サービスが開始

 DXYZ(ディクシーズ)株式会社は2023年3月2日、オール顔認証内見予約サービス「FreeiD (フリード) 顔認証内見予約サービス」の提供を開始。「FreeiD 顔認証内見予約サービス」により、仲介会社はいつでも内見予約ができ、鍵やパスコードなどを渡す必要がなく、オール顔認証マンションの専有部まで「顔パス」での内見を可能とする。専有部まで顔で入れるオール顔認証での内見予約サービスは国内初であるという。

 DXYZはこれまで、「FreeiDマンションサービス」において、退去時の鍵交換を不要にする管理コスト削減や、家族登録上限による不正合鍵対策、一時鍵貸し上限アラートによる民泊対策で管理機能強化をし、賃貸管理の業務効率化を行ってきた。

 今回の「FreeiD顔認証内見予約サービス」開始で、賃貸管理の業務効率化促進と、入居希望者に顔認証マンションの「顔パス」体験の魅力が伝わる内見を実現するという。鍵を使わず、顔認証により、仲介業者からの内見予約の受付や鍵の受け渡し業務を削減。入居希望者とマンション専有部まで「顔パス」のデモ体験が可能となることで、新たな付加価値の提供を図る。

「FreeiD顔認証内見予約サービス」の利用は、賃貸管理会社が従来の管理画面に新規追加された「仲介会社管理」から仲介会社の登録で可能となる。内見予約や利用状況も管理画面から簡単に確認できる仕様だ。仲介会社は、あらかじめ各従業員に「FreeiD」アプリをダウンロードのうえ会員登録を行う。管理画面から従業員を登録し、各物件の内見時間と担当従業員を選択するだけで、当日の予約時間の間は「顔パス」での内見が可能となる。

 顔認証プラットフォームである「FreeiD」は、鍵や財布、スマートフォン不要で「入退」「本人確認」「決済」などをつなぐ。従来の顔認証サービスは、ユーザーアプリや管理システムが異なり、利用場所ごとに顔の登録が必要であった。「FreeiD」は多様な 「顔認証エンジン」と連携可能で、1度の顔登録でさまざまな顔認証サービスを利用できる。

 顔認証による「顔パス」により、管理会社が利用権限を付与しない限り開錠できないことでセキュリティーが向上し、空き家(空き部屋)の犯罪利用防止にもなるという。「FreeiD」では現在マンション、オフィス、テーマパーク、保育園、ゴルフ場などへの「入退」「本人確認」サービスを提供している。今後は、工事現場、ホテル、イベントなどへの利用シーン拡大や、店舗、自動販売機等へ「決済」サービス提供を予定しているという。

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