ゲノム編集が課題解決。各種作物品種に利用できる「Gene App」【3/3展示】

　2023年3月3日（金）に東京・赤坂にて開催される、スタートアップをはじめ、先端技術・イノベーションに関わる企業や団体が集う展示カンファレンス「JAPAN INNOVATION DAY 2023（JID 2023）」より、出展企業のブース紹介をお届けする。

出展企業：グランドグリーン株式会社

【事業概要】
　グランドグリーン株式会社は2017年4月​に設立。
名古屋大学発のベンチャー企業で、さまざまな分野の研究者が、開発した技術を社会実装し、世の中に新たな価値を提供したいという思いで立ち上げた、研究開発型企業。
　作物の種苗（品種）に着目し、より迅速に種苗を開発するため、新たな育種技術の開発に取り組んでいる。

【コンテスト等受賞歴】
・2018年11月ＣＮＢベンチャー大賞2018 中部経済産業局長賞
・2019年4月第6回 Rise Up Festa（株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社主催）バイオ・ライフサイエンス部門 最優秀賞
・2019年10月 EY Entrepreneur Of The Year 2019 Japan 東海・北陸地区　Challenging Spirit部門大賞
・2019年11月 2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS クリエイティブイノベーション部門 ACCゴールド

展示ブース名：グランドグリーン株式会社

【出展企業から】
――展示ブースの概要は？
【実用作物・実用品種に直接利用可能なゲノム編集プラットフォームGene App】
　2020年にノーベル化学賞を受賞したゲノム編集技術。農業の分野では、作物の狙った特徴を短期間で、ピンポイントに改良できる技術として期待されています。一方で、品種ごとにデリバリー法を検討する必要があり、実用品種への適用はいまだ限定的です。
　当社では、様々な作物品種に利用可能なゲノム編集プラットフォームを独自に開発しました。当システムを利用した作物の共同開発パートナーを産学問わず募集しています。

――展示のポイントを一言で。
「様々な植物種・品種に適用可能な汎用的ゲノム編集技術」

――アピールポイントは？！
　共同で品種開発・事業化を検討いただけるパートナーを募集しています。
協業のイメージとして例えば・・・
■品種開発×食品メーカー
　∟高機能性・高栄養価の品種によるの新たな商品の開発
　∟加工歩留まりを改善する品種による加工・調達コスト削減＋食品ロスの削減
■品種開発×地方創生
　∟地域に眠る農資源を活用し、栽培品種として開発。地域の特産品開発
■品種開発×健康（生薬・美容領域）
　∟機能性成分や美容成分を高含有量に改良した生薬開発による、新たな商品の開発
■品種開発×エネルギー
　∟バイオエネルギーとしての活用に適した品種の開発
これらの例に限らず、私達が持ち得ない様々なアイディアやノウハウと掛け合わせることで、さまざまな領域で新たな価値を創出し、世の中に貢献出来ると考えています。

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