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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第19回

WindowsとiPadの親和性を高めるコツ②

【活用提案】リモートデスクトップアプリを使ってiPadからWindowsパソコンをリモート操作する

2023年02月06日 14時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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●iPadからリモート操作する

 Windowsパソコンの準備が終わったら、iPadからアクセスしてみよう。iPadで「Chromeリモートデスクトップ」アプリを開き、Googleアカウントでログイン。すると、接続できるパソコン名が表示されるので、選択してPINコードを入力。これで、Windowsパソコンを操作できるようになる。

iPadで「Chromeリモートデスクトップ」アプリを開き、画面下部の「ログイン」をタップ。Googleアカウントでログインしたら、接続するパソコン名をタップする。

設定したPINコードを入力して「→」をタップ。リモート接続され、パソコンの画面が表示される。

 基本操作は、タップがクリックで、2本指のタップが右クリックだ。ただ、ダブルタップしてもうまくダブルクリックの操作にならないため、ファイルを開くときは2本指でタップをし、表示されるメニューから操作したほうがいいだろう。

 また、ウィンドウなどのボタンは小さくて、けっこう操作がしづらい。そんなときは、ピンチ操作で画面を拡大/縮小するとやりやすくなる。リモートデスクトップの各種設定や切断などの操作は、画面右下にある「≡」アイコンから行う。

タップがクリック、2本指のタップが右クリックに対応している。各種設定、リモート操作の中断といった操作は、画面右下の「≡」をクリックして表示されるメニューから行える。

●「Chromeリモートデスクトップ」の使い勝手は?

 Chromeリモートデスクトップは、無料で利用できるのが最大のメリットだ。だが、実際に使ってみると、ややタイムラグがあったり、思ったように反応してくれなかったりすることがある。ファイルを開いて閲覧する程度なら特に問題はないのだが、アプリを使って作業するには、ちょっとストレスがたまるかもしれない。

 また、パソコンが起動状態でないと使えないというデメリットがある。スリープ状態でも利用できない点は注意したいところだ。

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