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T教授の「戦略的衝動買い」 第718回

ネットともスマホとも連携しない“癒し系ロボット”「Eilik」を衝動買い

2023年01月27日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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Eilikは身長133mm、体重230gの充電式・単独機能ロボット。4つのセンサーと4つのサーボモーターでなかなかタフに動作する

コミュニケーションのために5個のセンサーを搭載

 Eilik本体は身長133mm。全体は高強度のポリカーボネイトで作られている。表情を作り出す前面の液晶ディスプレイはOLED 1.54インチで128×64ピクセル。頭部背面のスピーカーは出力3W。内部に駆動用の450mAhのバッテリー。独自開発のEM3サーボモーターを4個使い、満充電で約1.5時間動作する。しめて本体重量は約230gだ。

 Eilikは人とのコミュニケーションのために、本体の頭部、お腹、背中に3個のタッチセンサーと頭部に衝撃センサー、底面に赤外線センサーの全部で5個のセンサーを搭載している。そしてセンサー部分を人がなでたり叩いたり持ち上げたりすると音や光、手や頭、胴体の動作で平常、幸せ、怒り、悲しみを臨機応変に表現する仕組みだ。

両サイドの磁気ポゴピンで別のEilikと接続連携することができる

 Eilikの最下部にある丸い土台の周囲には、3つの端子がある。1つはEilikに充電するためのUSB Type-Cポートだ。付属のUSB Type-Cケーブルを使い、一般的なUSB/ACアダプター(5V1A)で約1〜1時間半で満充電となる。楽しくていろいろな動作をさせているとバッテリー消費は早くなるが、常時USBケーブルを接続しておくことは推奨していないようだ。

磁気ポゴピンはハングアップフリーズの状態を解決するリセットスイッチの役目もする

 そして残りの2つは「磁気ポゴピン」と呼ばれるマグネット端子が、用意されている。最初の機能はリセットスイッチだ。バージョンアップ後などにハングアップした場合に、指示に従ってゼムクリップなどの金属ピンで指定されたピンをショートさせることで、復活するらしい。そしてもう1つはEilik同士を接続することで、より多様な遊びや癒しを実現するらしい。

長押しでパワーオンしてアプリを選択したり設定をする

 電源オンは胸の中央のボタンの長押し。稼働中に同じボタンを押すことで、設定を含むEilikと遊ぶためのアプリメニューが9種類連続で表示される。お好みのメニューが見つかれば、頭の上のタッチセンサーをタップすることで選択できる。一部のアプリでは腕の上げ下ろしで選択する。

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