【2023年提出】確定申告ガイド 第11回

【2023年提出】確定申告で「自宅の家賃」や「電気代」を経費にする方法

　個人事業主・フリーランスとして働いている方々の中には、仕事場は自宅と兼ねている方が大勢いらっしゃるかと思います。その場合、家賃や電気代、水道代を経費にできるってご存知でしたでしょうか？

　ただし、かかった費用を闇雲に計上していいわけではありません。たとえば、家賃を経費にしたいなら……。

答え：家賃は面積と使用時間で経費分が決まる

　家賃の場合は、仕事で使っている床面積の割合や作業にあてた時間を基に経費分を割り出しましょう。

マンガでわかる！ 必ず得する「確定申告」特集の「確定申告、自宅の家賃・電気・ネット代はどうしたら経費になる!?」より抜粋

　事業用と個人用の両方で使っているモノにかかる費用を「家事関連費」といい、事業用にかかる費用だけを「按分（あんぶん）」して経費とすることができます。「家事按分」という言葉を耳にしたことはありますか？　マンガでわかる！ 必ず得する「確定申告」特集の「確定申告、自宅の家賃・電気・ネット代はどうしたら経費になる!?」や「個人事業主・フリーランスの節税テク、自宅の家賃や光熱費を経費にする」で家事按分について詳しく解説しているので、詳細をチェックしてみてください。

　なお、2022年はコロナ禍によって、在宅作業の比率が上がった月があった方も多いか思います。「個人事業主・フリーランスのための青色申告 令和5年3月15日締切分 この1冊でかんたん！」と「はじめてでもすぐできる 個人事業主・フリーランスのための確定申告 令和5年3月15日締切分」にも家事按分について記載されているので、こちらも参考にしてください。

   

■関連サイト

• 国税庁
• やよいの白色申告 オンライン
• やよいの青色申告 オンライン
• 弥生