『アイドル雀士スーチーパイ』シリーズ4作品がSwitch向けに移植

令和の時代に復活した『アイドル雀士スーチーパイ』をプレイしてほしい3つの理由【前編】

2023年01月19日 20時00分更新

文● 梶井工太郎 編集●イチえもん/ASCII

【理由2】
往年のハイクオリティーなドット絵をSwitchで堪能できる

 続いては誰もが一番気になるところ、脱衣麻雀のメインコンテンツとも言うべき脱衣グラフィック、言うなれば美少女のポロリシーンをご覧いただこう。百聞は一見にしかず。1万文字のゲームレビューよりも1枚の肌色画像。貴方もきっとプレイしたいモチベーションがムクムクと湧いてくることでしょう!

本作に収録されている4作の中でも脱衣麻雀をメインに楽しむなら、アイドル雀士Special+Remixとアイドル雀士スーチーパイIIの2本がオススメ。Nintendo Switch向けにマイルドになっているとはいえ、十分に過激な脱衣を堪能できる

胸元を横切る白い閃光がCERO D(17歳以上推奨)レギュレーションの証。とはいえ、なかなか際どいラインを攻めているのではないだろうか。要は脱衣麻雀の名にふさわしく、目の前の美少女が脱衣していると実感できるのが重要なのだ。だって我々は美少女の裸が見たいのだから!

アイドル雀士スーチーパイ発売5周年記念めちゃ限定版○得パッケージでは、Disc1のSpecial+Remix、Disc2のIIともに、脱衣グラフィックを水着着用に変更された全年齢版に差し替えられている。違いはこのとおり一目瞭然だ

アイドル雀士スーチーパイ Special+Remixでは、脱衣グラフィックをスクロールして眺めることが可能。思う存分スクロールして楽しんでほしい

アイドル雀士スーチーパイIIの脱衣シーンは、なめらかなドット絵アニメーションで魅せてくれる。動画で紹介できないのが本当に残念

仲間の変身シーンでもポロリします。自ら脱衣していくストロングスタイルだ

 ……いかがだろうか。Nintendo SwitchのCERO Dレギュレーションに沿った形でマイルドに調整をされたとはいえ、修正内容はアニメなどでおなじみの白い閃光によるもの。

 水着着用に修正された過去の移植作に比べ限りなくオリジナルに近く、脱衣していることに違いはない。水着を着ていては、やっぱりそれは脱衣麻雀ではない。もうこの点だけでも今作をプレイする理由として十分すぎるくらいだ。

 もちろん今のゲームと比べてしまうと、元になったグラフィックの解像度が低いのは事実だ。フルHD以上のディスプレーにつないでプレイすると、否応なくドットの荒さが目についてしまうのは避けられないだろう。

 しかしながら、Nintendo Switch本体のディスプレーでのプレイなら画面解像度と画面サイズのおかげでほとんど気にならない。かつての技術の粋を極めたドット絵アニメーションを存分に楽しめるのだ。

Nintendo Switch本体のディスプレーを撮影。ドットの荒さはほとんど気にならない

 もちろん、自分はNintendo Switchをディスプレーにつないでプレイする派だ、という人もいるだろう。ディスプレーにつないでドットの荒さが気になるのなら、今このゲームをプレイする理由にはならないんじゃないか? と。

 それでも筆者は言いたい。アイドル雀士スーチーパイ セガサターントリビュートはディスプレーにつながず携帯機モードで遊ぶことに圧倒的アドバンテージが存在し、したがってディスプレーにつないでプレイしたときに感じるドットの荒さを気にする必要はない、ということを。

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