Cloudflare、企業ネットワーク全体のパフォーマンスを把握する「Digital Experience Monitoring」を発表
Cloudflare
リモートワーク時代の企業に比類ない可視性とインサイト提供し、チームワークや生産性の最大化を支援
セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、本日、CIO(Chief Information Officer/最高情報責任者)が、企業のネットワーク全体で重要なアプリケーションやインターネットサービスがどのようなパフォーマンスをしているか把握できるオールインワンのダッシュボード「Cloudflare Digital Experience Monitoring」を発表しました。「Cloudflare Digital Experience Monitoring」は、Cloudflareのゼロトラストプラットフォームの一部として、アプリケーションの障害、ネットワークの問題、パフォーマンスの低下に関する過去の情報や未来予測、そしてリアルタイムの情報を提供し、従業員がどこで働いていても生産性を維持できるようにサポートします。
Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「これまで、ITチームが暗闇の中で作業をするような状態があまりにも長く続いてきました。Cloudflareは、本日、最新の企業ネットワークの実現に向けて、その闇に光を灯します。Cloudflareのグローバルネットワークは、インターネットの広大な領域を支えています。そのため、私たちはオンライン上で何が起こっているかを独自の視点で捉え、ユーザーに先立ってそのトレンドを把握することができます。そうしたインサイトを、ユーザーのみなさんと共有したいと思います。『Cloudflare Digital Experience Monitoring』は、データを動かし続け、アプリケーションのスムーズな動作を維持し、従業員を安全に保つための、現代の企業ネットワークの航空交通管制と考えてください」と述べています。
アプリケーションの実行とネットワークの運用を支えていたITチームは、2020年に世界で一斉にリモートワークが開始された際、従業員が日頃どのようなユーザーエクスペリエンスを得ているかを視認できなくなりました。現在も企業の従業員はさまざまな場所に分散しているため、ITチームが不具合の連絡を受けても、その問題がビデオ会議ソフトの局地的な障害に起因するのか、それともクラウドネットワークがダウンしているのか、従業員の自宅のインターネット接続の問題なのか、もはや判別できなくなっています。このような可視性の欠如は、チームの作業速度を低下させるだけでなく、原因究明に膨大な時間を浪費し、貴重なリソースをメンテナンスに費やすといった問題につながりかねません。
「Cloudflare Digital Experience Monitoring」は、Cloudflareのグローバルネットワークが捉えたインテリジェンスとインサイトをITチームに提供することで、企業が異変を察知すらしていない段階で問題を収集・検出・表面化します。単一のダッシュボードで、Microsoft 365などの業務上必要不可欠なアプリケーションやサービス、そして地域ごとのインターネットサービスプロバイダーの接続の問題を測定・分析できるようになります。Gartner(R)によると、「アプリケーションやサービス、エンドポイントのパフォーマンスをユーザーの視点から測定するために『Digital Experience Monitoring』を利用しているI&Oリーダーは、2021年には20%未満であったものの、2026年までには60%以上に増加する」*と予測されています。
「Cloudflare Digital Experience Monitoring」は、企業と組織に以下の機能を提供します。
最も重要なネットワークリソースの定義と監視
トラフィックフローをエミュレートすることで、パブリックリソースまたはプライベートリソースへの制御されたデータフローを測定・分析し、エンドユーザーエクスペリエンスを可視化し、問題発生時にピンポイントで特定できるようになります。
分単位でのユーザーエクスペリエンス把握
「Cloudflare Zero Trust」を利用することで、リアルタイムのデータを詳細に分析・視覚化し、接続やパフォーマンス異常を明確に把握することが可能になり、従業員の安全やセキュリティ、生産性を維持できるようになります。
ITリーダーが調査に費やす膨大な時間を短縮
従業員のデジタルフットプリントを包括的かつ段階的に把握することで、調査を簡素化でき、問題が発生している箇所の特定に費やす時間を削減して問題解決支援により多くの時間を割けるようになります。
Cloudflareのネットワークインテリジェンス
Cloudflareのグローバルネットワークに接続することで、インターネットの動作の変化を理解し、その変化がビジネスにどのような影響を与えるかを予測できるようになります。
「Cloudflare Digital Experience Monitoring」の詳細については、以下のリソースをご覧ください。
Introducing Digital Experience Monitoring
https://blog.cloudflare.com/ja-jp/introducing-digital-experience-monitoring-ja-jp/
Digital Experience Monitoring
https://www.cloudflare.com/lp/digital-experience-monitoring/
Cloudflare CIO Week 2023
https://www.cloudflare.com/ja-jp/cio-week/
*Gartner Market Guide for Digital Experience Monitoring, 2022/03/28, Mrudula Bangera, Padraig Byrne, Gregg Siegfried
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Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.( https://www.cloudflare.com/ja-jp/ /@cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティのすべてのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条および1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、それらには重大なリスクおよび不確定要因が含まれています。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、ないしはそれらの否定表現、あるいは当社の予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語もしくは表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースで明示または黙示された将来予想に関する記述には、以下に関する記述が含まれますが、それらに限定はされません。Cloudflare Digital Experience MonitoringおよびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの性能と有効性。Cloudflare Digital Experience MonitoringおよびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの使用によってお客様が得られるメリット。Cloudflare Digital Experience MonitoringおよびCloudflare Digital Experience Monitoringに含まれる様々な機能がCloudflareのお客様(現行および見込み)にベータ版として公開、あるいは一般公開されるタイミング。将来お客様がDigital Experience Monitoringソリューションを導入する可能性。Cloudflareの技術開発、将来の事業活動、成長、イニシアチブ、戦略、CloudflareのCEOなどのコメント。当社が2022年11月3日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書(フォーム10-Q)や当社がSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスク(ただしこれらに限定はされない)をはじめ、さまざまな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。
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