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個別導入の従来比でコストを約19%削減、小規模/シンプルな導入へ「ローカル5G用UPF(MEC統合版)」

NEC、UPFとMECサーバーを統合してローカル5G環境を効率化する新製品

2022年12月26日 16時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 NECは2022年12月23日、ローカル5G環境の構築を効率化する新製品「ローカル5G用UPF(MEC統合版)」の販売を開始した。ユーザーデータのトラフィック処理を行うUPF(User Plane Function)と、AIなどのアプリケーションを制御するMEC(Multi-acess Edge Computing)機能を1つの筐体に統合することで、機器の導入コストや収容スペースの削減、システム構成のシンプル化を実現する。

NECの新製品「ローカル5G用UPF(MEC統合版)」

 NECでは、ローカル5Gやエッジコンピューティングの導入を支援するエッジ機器、アプリケーション、ソリューションなどを「NEC Edge Platform」製品群として取り揃え、展開している。今回の新製品はこのラインアップを強化するカスタマエッジ機器にあたる。

「NEC Edge Platform」の提供範囲と対応製品

 今回の新製品は、NECの2Uサーバー「Express5800/R120h-2M」と「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」をベースとして、これまで個別の機器として導入/設置されていたUPF機能とMECアプリケーションを1台のサーバーに収容するもの。これにより、従来比で機器導入時の初期費用を約19%削減、また設置スペースを約3分の1削減できる。UPFにはNECが開発する仮想UPFソフトウェアを採用している。

 なおNECでは、ローカル5GのRU/CU/DU機能を一体化した小型基地局「UNIVERGE RV1200」も提供しており、今回の新商品と組み合わせることでシンプルな構成によるローカル5G+MEC環境が実現できる。

UPFとMECのサーバーを統合することでより低コスト/シンプルな導入が可能に

 また、MECアプリケーションにおける映像解析AI活用などの利用に対応するため、同製品はAIアクセラレーター「NVIDIA T4」GPUを搭載できる。そのほかメモリ容量、内蔵ハードディスク容量、RHELの商用サポート(1年間/5年間)などは、用途に合わせてBTOによるカスタマイズが可能。

 同製品のOSにはRHELを採用しており、MECアプリケーションは仮想マシン/コンテナ/ベアメタル(ネイティブ)と柔軟なかたちで展開ができる。

 ローカル5G用UPF(MEC統合版)の希望小売価格(税抜)は、424万8900円(最小構成:メモリ128GB、ハードディスク1.8TB×2、GPUなし、RHEL 1年間サポートの場合)から。同日より販売を開始し、出荷開始は2023年2月15日。NECでは2025年までに300セットの販売目標を掲げている。

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