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高い通気性や組み換えギミックなど、魅力的な要素が満載

PCケース「Meshify 2 Light Tempered Glass」を猛烈にプッシュしたいワケ

2023年01月19日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●市川/ASCII

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Fractal DesignのPCケース「Meshify 2」。左側は最大285mmまでのE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXに対応する「Meshify 2 Light Tempered Glass」、右側はコンパクトなミニタワーケース「Meshify 2 Mini」

 Fractal Designの「Meshify 2」は、ステルス戦闘機を彷彿させる、立体的な幾何学模様が印象的なPCケースだ。サイズ、サイドパネル、ライトアップ(RGB対応ファン搭載)、フロントインターフェースなどの違いなどで、多くのモデルがラインアップされている。

 Fractal Designと言えば、フラットなフロントパネルを採用した「Define」シリーズの人気が高い。このDefineシリーズが静音性を重視したモデルとなっているのに対し、Meshify 2は通気性を高め、より冷却性能を重視したデザインとなっているのが大きな違いだ。

 今回紹介するのは、ガラスサイドパネルを採用し、最大285mmまでのE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXに対応する「Meshify 2 Light Tempered Glass」。E-ATXは、ケースに取り付けた場合にATXより奥行き方向が長くなるマザーボードの規格だ。基板上のスペースに余裕ができるため、より高度な電源回路や、より多くの機能が搭載可能で、ハイエンド向けマザーボードで採用されることが多い。

Meshify 2 Light Tempered GlassはE-ATXまで対応するミドルタワーケース。フロントパネルのデザインが印象的

 フロントインターフェースは、USB 3.1 Gen2 Type-C、USB 3.0×2、ヘッドフォン、マイクという必要十分なもの。USBメモリーやゲームパッド、ヘッドセットなど、頻繁に着脱するような機器を複数同時に接続できる。

Type-Cを含めUSBが合計3つあり、複数のUSB機器を同時利用できる

 とくにうれしいのは、しっかりとType-Cが用意されていることだ。ノートPCではType-Cが普及しているが、デスクトップPCでは、背面だけしかType-Cが使えない場合も意外と多い。最近はType-Cに対応する機器が増えてきていて、手元で使える点はそれだけでメリットとなる。

 それでは、このPCケースの外観から内部、そして実際に組み立てたときの使い勝手まで、じっくりと紹介していこう。

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