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デジタルツインプラットフォーム開発のシンメトリー、 デジタルツインに関連した技術・サービスを展開する企業をまとめた「デジタルツイン 業界カオスマップ」の 2022 年版を公開

シンメトリー
2022年12月21日

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シンメトリー
デジタルツインプラットフォームの開発と提供を行う、Symmetry Dimensions Inc.(本社:米国デラウェア州、代表:沼倉正吾、以下「シンメトリー」)は、「デジタルツイン 業界カオスマップ」の 2022年版を発表しました。



デジタルツインとは、物理空間に存在する場所や事象を IoT デバイスなどを用いてデータ化し、デジタル空間上に再現することで、分析・予測等を可能にする技術です。
以下に、シンメトリーが独自でデジタルツイン業界のリサーチを行い見えてきた市場動向についてまとめます。

※デジタルツイン業界カオスマップの見方
各カテゴリーが重なり合っているエリアにある企業は、両方のカテゴリーでサービス提供を行っている企業を示しています。
(例:Dassault Systemes = Manufacturing × AEC Industry × Smart City)



ヘルスケア領域の発達、拡大するデジタルツイン活用領域
スマートシティ実現に向けた都市のデジタルツイン構築の活発化
社会実装フェーズへ進むデジタルツイン



1.ヘルスケア領域の発達、拡大するデジタルツイン活用領域
コンピュータアーキテクチャテクノロジー・各種システム・ビジネスプロセス等の国際標準化団体であるOMG(Object Management Group)により設立されたDigital Twin Consortium、 Middlesex University Londonに拠点を置くLondon Digital Twin Research Center、EUでのDUET(Digital Urban Europian Twin)など、世界中でコンソーシアムやコミュニティが立ち上がったことで、各国で進められるデジタルツインの技術を用いた実証実験、サービス活用の知見が共有され、2020年頃から注目が高まったデジタルツインの技術は、今まで活用の多かった製造業、建設業のみならず、ヘルスケア領域など新しい分野でのデジタルツイン技術を用いた企業の増加が見てとれます。

また、第5世代移動通信システム(5G)の普及、5Gに比べ100倍速いネットワーク速度を供給すると期待されている第6世代移動通信システム(6G)が今後出てくることにより、様々な種類のデータがよりリアルタイムに近い形で取得、利用可能になることで、広範囲、高精度でのデジタルツイン構築が可能になり、より幅広い業界でデジタルツインの技術が活用されることが予想されます。

2.スマートシティ実現に向けた都市のデジタルツイン構築の活発化
日本における、2022年6月に閣議決定された「デジタル田園都市国家構想」、イギリスの「Digital Twin Hub(National Digital Twin Program)」、シンガポールの「Smart Nation Singapore」など、スマートシティ実現に向けた官民連携の取り組みが活発化しています。
こういった背景から、スマートシティ実現の技術的インフラとしてデジタルツインに注目が集まり、「都市のデジタルツイン」構築に向けた、3D都市モデルの整備が世界中で進んでいます。
国内では国土交通省が推進する「Project PLATEAU」、海外では、韓国ソウル市の「S-MAP」や、前述したEUの「DUET」 など、3D都市モデルの整備と並行して、都市の様々なデータの重畳、可視化を可能にする3D Webビューワーの整備が加速しており、都市課題の可視化、解決方法検討への活用が進んでいます。

3. 都市のデジタルツインは実用化が進む社会実装へ
世界中で取り組みが進む「都市のデジタルツイン」は、デジタルツインを構築するため、都市情報のデータ化、収集、整備を行う「デジタライズ」と、都市データを組み合わせ、可視化を行うことでデジタルツインを構築し、活用、応用方法の模索を行う「ビジュアライズ」の取り組みが活発化しています。

これらは今後も継続して取り組みが進む一方、世界中でデジタルツイン技術を用いたユースケース実証が進み、デジタルツインという技術への理解が深まったことで、今後、具体的な社会課題の解決を行うための「社会実装」フェーズに移行することが予想されます。

「社会実装」のフェーズでは、都市データを組み合わせて可視化し、デジタルツインを構築するだけではなく、各課題ごとのサービス化・アプリケーション化が進むことで、デジタルツインの技術を用いて検出された課題やシミュレーション結果を、よりシームレスにユーザーが受け取ることができるようになり、業務での活用が促進されます。

また、デジタルツインは3次元での可視化、活用が大きく注目を集めますが、天気予報のようにデジタルツインの技術が用いられているが、エンドユーザーが必ずしも3次元表現を必要としない領域においては、バックエンドにデジタルツイン技術を用いたサービス開発が進んでいくことで、デジタルツインは私たちのインフラのように、生活を支える基盤となります。


【カオスマップについて】
シンメトリーは、継続的に業界リサーチを続け、カオスマップを更新することで、デジタルツインの活用領域、トレンドを明確にしていきます。

【カオスマップの利用について】
本プレスリリースに掲載のカオスマップは、資料やブログなどでご自由にお使いいただけます。
使用の際は、出典元として弊社名(Symmetry Dimensions Inc.)をご記載ください。
解像度の高いカオスマップの画像は、以下URLよりダウンロード可能です。
ダウンロードページ: https://digitaltwin-cloud.symmetry-dimensions.com/chaos-map
※カオスマップ画像の加工は固くお断り申し上げます。

【ロゴ・サービス名・企業名の掲載について】
本カオスマップ記載のロゴは各社のウェブページ等から引用しています。また、ロゴ・サービス名・企業名の表記は、掲載させていただいた各社様に事前許諾を得ていないものもございます。使用上問題がある場合には、早急に対応いたしますので、お手数ですが下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。

【SYMMETRY Digital Twin Cloudについて】
SYMMETRY Digital Twin Cloud は、デジタルツインの構築を検討している企業・自治体・団体様に向けて、必要な現場のデジタルデータ化、利活用に関してのご提案、システム設計をご提供しています。お気軽にご相談ください。
プロダクトページ: https://digitaltwin-cloud.symmetry-dimensions.com/
お問合せフォーム: https://contact.symmetry-dimensions.com/


【会社概要】
会社名:Symmetry Dimensions Inc.(シンメトリー・ディメンションズ・インク)
所在地:108 West, 13th Street, Wilmington, Delaware 19801 USA(米国本社)
東京都渋谷区代々木3-45-2 西参道Kハウス 4階(日本事務所)
代表者:沼倉正吾
SYMMETRYオフィシャルサイトURL: https://symmetry-dimensions.com/jp/

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