AIとのロールプレイで営業トークを磨く自主トレアプリ「iRolePlay」提供開始
株式会社インタラクティブソリューションズは2022年12月5日、顧客と対面しているようにAIとプレゼンやロールプレイなどの話すトレーニングができる自主トレアプリ「iRolePlay(アイロールプレイ)」の提供を開始。営業や接客に携わる従業員の対話力育成を効率的、効果的に行いたい企業を対象とする。利用期間は3ヵ月から。
「iRolePlay」は営業職のビジネスパーソンがWeb面談での対話をシミュレーションすることで、場所や時間を問わず、何度でもロールプレイでトレーニングできる「プレゼン&ロープレ・トレーニングツール」。アプリ画面ではAIが弱点や重点箇所を指摘するほか、営業トークの中で顧客のニーズを引き出すための「深掘り質問」(プロービング)を設定でき、通常の社内プレゼンと比べても効率的に教育効果が高まるとしている。一般提供に先がけて、製薬企業の営業教育や、語学教育などで試験導入中だという。
「iRolePlay」の自主トレ―ニングでは「知識の習得・理解の深化」、「知識のアウトプット」、「状況ヒアリング」、「具体例を用いた説明」の4段階をトレーニングできる。学習者が学ぶたびにクリアできた弱点や次の課題が提示され、学びの可視化やモチベーションにつながる仕組みだ。
「iRolePlay」は「iPhone」や「iPad」のAI機能を活用した機械学習と音声認識を使った日本語の高度な自然言語処理(NLP)、インタラクティブソリューションズ独自の特許技術を用いて、自然で、反応の早いサービスと逆質問でのプロービングを実現しているという。
導入企業側は個別指導やロールプレイに割いていた教育の手間を軽減しながら、従業員の対話スキルの底上げと標準化を図るとともに、各従業員の学習成果を管理画面上で可視化して把握。実務で学習成果にもとづく的確なアドバイスを行うことが可能になるとしている。