おもてなしSuite、渋谷区「AIチャットボット総合案内」が111ヵ国語に対応
DXクラウドサービスを展開する株式会社ショーケースは2022年11月15日、企業と顧客をつなぐプラットフォーム「おもてなしSuite」のチャットボットの機能拡充により、渋谷区の「AIチャットボット総合案内」が111ヵ国語の多言語対応となった。
「おもてなしSuite」は2017年から渋谷区の子育てやごみの分別に関する多様な情報をLINE公式アカウントの自動応答機能を通じてサポートしてきた。2020年からはWebサイト上でも展開し、「AIチャットボット総合案内」として住民票や戸籍などに関する問い合わせにも自動応答が可能となった。
今回渋谷区に導入した多言語応答チャットボットは、111ヵ国語に対応できるもの。これまで応答不能だった日本語以外のメッセージに対して、「おもてなしSuite」のチャット機能は言語の判定、翻訳、翻訳された文章による応答メッセージの検索、翻訳、回答を行う。特徴として、言語の選択は不要で、自動で言語の判定を行い、該当言語に対応する。
「おもてなしSuite」は「有人、AI両方に対応可能なチャット機能」、「ローコードフォーム作成機能」などを備え、Webでの接客を行うサービス。AIチャットボットのモニタリングや、オペレーターによるチャット割込み、引継ぎを行う機能などで顧客からの問い合わせに対して素早い解決を図る。抽出したチャットの会話履歴や満足度アンケート結果を顧客満足度向上などに活用可能だ。「ローコードフォーム作成機能」では、Web制作やプログラミングなどの専門的な知識がない⼈でも、直感的な操作でフォームを作成できる。