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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第83回

【今月の自作PCレシピ】ASRockマザー”LiveMixer”で組むゲーマー&配信者注目レシピ

2022年11月19日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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ASRock初のクリエイター向けマザーボード「LiveMixer」
ド派手なペイントはゲーミングPCでも映える

 LiveMixerマザーボードは、インテルとAMDの両方のプラットフォームで選べるが、山本さんはAMDをチョイスしている。その理由は、すでに次のCPUソケットがウワサされているインテルと違って、AMDはRyzen 7000シリーズの次の世代も、CPUソケットがそのまま使える可能性が大きい点を重視したという。

 そしてCPUには、ゲームの実況配信や、録画した動画の編集にも強い高性能コアを8コア搭載し、16スレッド、最大5.4GHzで動作する「Ryzen 7 7700X」を組み合わせている。

 なお、自分では組めないという人は組み立て代行を頼むのもおすすめ。Windows 11 HOMEのパッケージ版と組み立て代行費用、それに送料でだいたい4万2000円ほど追加される形だ。全国のドスパラで組み立てを代行しているので、地元のドスパラに本レシピ+組み立て代行を頼むといったこともありだ。

パッケージからワクワクしてくるASRock「B650 LiveMixer」

オレンジとイエローカラーを採用。ヒートシンク部だけでなく、基板上のペイントもド派手で個性的だ

リアインターフェース部も、ペイントデザインになっている

8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 7700Xを組み合わせている

少しの変更でインテル環境にもできる

 第13世代インテルCoreプロセッサーで組みたいというユーザーもいるだろう。今回のレシピならマザーボードとCPUに加え、メモリーをインテル環境向けに変更すれば大丈夫。

 マザーボードをLGA1700向けの「Z790 LiveMixer」、CPUを「Core i7-13700K」にチェンジした場合(メモリーは同価格帯)、1万7000円前後アップするが、総額は30万円に収まる。

マザーボードとCPUを変更すればインテルバージョンのレシピが完成する

RTX 3070やDDR5-5600メモリーなど足まわりも抜かりなし

 ビデオカードは、NVIDIA GeForce RTX 3070を搭載したPalit Microsystems「GeForce RTX 3070 GamingPro V1 8GB」を組み合わせ。レイトレーシングを使ったリアルな描画でのプレイや、DLSSを活用した高フレームレートでのプレイに、人気の「Apex Legends」を、144Hzゲーミング液晶と組み合わせてプレイするといったことも大丈夫なGPUになっている。

GeForce RTX 3070 GDDR6 8GBを搭載するPalit Microsystems「GeForce RTX 3070 GamingPro V1 8GB」

トリプルファンで、高熱となるゲーム中のGPUやメモリーを強力に冷却する

 メモリーは、今後主流になっていくDDR5規格だ。5600MHzの高速モデルでヒートスプレッダーにはLEDギミックも内蔵する。容量は16GB×2枚の32GBでゲームプレイしながらの配信や、クリエイティブな作業なども余裕だ。さらに、AMD EXPO対応品なので、マザーボードからの簡単設定でAMD環境に最適化されたメモリー動作が設定されるようになっている。

高クロックメモリーの定番となるG.Skillを選択。AMD EXPOをサポートしたDDR5-5600 CL30-36-36駆動モデルを搭載だ

「Trident Z5 RGB」は、ヒートスプレッダーにLEDバーを装備する

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