このページの本文へ

ロジテック、過酷な環境で使える耐衝撃タブレット「LZ-WC08/W2」を発売

2022年11月10日 17時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 エレコムのグループ会社ロジテックINAソリューションズは11月10日、過酷な環境で使える堅牢性と薄型・軽量を両立したタブレット「ZEROSHOCKタブレット SLIM」として「LZ-WC08/W2」を発売した。価格は23万3800円。

LZ-WC08/W2

 本製品は8インチのタッチパネルを搭載したWindows搭載の堅牢タブレット。前面にファンクションボタンを配置し、最大8個のショートカット登録が可能になっている。

 米国国防総省基準に準拠したテストをクリアした、耐衝撃・耐落下・耐振動性能の高い耐久性により、屋外などの過酷な現場での運用が可能(無破壊・無故障を保証するものではない)。IP65準拠の防塵・防滴設計なので、屋外はもちろん、粉塵の多い工場や食品工場などの水濡れが懸念される現場でも活用できるという。

 また、マイナス10度~50度の幅広い耐熱・耐寒性能で、寒冷地や炎天下の保守や冷蔵倉庫内の業務でも活用できるほか、雨天操作時や、建設・物流などの現場でも手袋をはずすことなく、また濡れた手でもタッチ操作が可能(すべての手袋での動作を保証するものではない)となっている。

 さらに、衛星測位システム「QZSS(みちびき)」に対応しているため、より精度の高い位置情報を取得することが可能。

 連続稼働時間は最長8時間(バッテリーケアモードOFF時。JEITAバッテリー動作時間測定法Ver.2.0に基づく)。OSには専用システム向けのエンベデッドOS「Windows 10 IoT Enterprise LTSC」を搭載しているため、Windows 10の機能アップデートによる業務遅延を抑止することができる。

 同一モデルを継続購入したい、手袋をつけたまま利用したいといった要望のある製造業や、検品・在庫管理用途としての物流業、点検などのメンテナンス業まで幅広く活用が可能な製品となっている。

 

カテゴリートップへ