最大170Hz駆動可能でゲーミング機能もバッチリ
27インチIPSゲーミングディスプレーMSI「G2722」が3万円切りの超コスパ
前回、前々回とエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の24インチクラスゲーミングディスプレーを紹介してきたが、今回は27インチモデルの「G2722」を紹介したい。「Optix G272」の後継機にあたり、24インチモデル「G2412」の27インチ版といった位置づけの製品だ。それでいて、実売価格が3万円切りというコスパに優れたモデルである。
最大170Hz駆動のIPS液晶採用
G2722は、27インチIPS液晶パネルを採用し、解像度はフルHD。リフレッシュレートは165Hzでオーバークロック時170Hz(DisplayPort接続時。HDMI接続時は144Hz)とゲーミングモデルとして十分な性能を発揮。応答速度は1ms(MPRT)で、輝度は250nitとHDRには対応していないものの、コントラスト比は1100:1と以前のモデルより高めているため、メリハリのある映像が楽しめる。
色域はsRGBカバー率が99.32%、DCI-P3カバー率が81.1%で最大表示色は1670万色。ディスプレーの調節は、チルトのみ-5°~20°となっている。
ゲーミング機能としては、対応グラフィックボードならティアリング低減や低遅延などを実現するFreeSync Premium機能に対応。また、暗いシーンでも視認性を上げるナイトビジョン機能、黒のフレームを挿入することで残像感を低減するアンチモーションブラー機能も備えている。
また、疲れ目を軽減するアンチフリッカー機能や、ブルーライト軽減機能もあるので、長時間プレイするときは役に立つ。
背面は、LEDイルミネーションがないものの、OSDの操作はスティックタイプのナビキーを採用。ディスプレーの設定時はこの操作方法がベストだと筆者は思う。
インターフェースはHDMI 1.4b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1。電源はACアダプターだが、45W出力のためそれほどかさばらないサイズ。
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