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SEMI、半導体気候関連コンソーシアムを設立。半導体バリューチェーンの温室効果ガス排出削減加速を目指す

 半導体業界団体のSEMIは2022年11月1日(米国時間)、半導体エコシステムからの温室効果ガス排出削減を加速するために、半導体バリューチェーンの企業によるコンソーシアム「半導体気候関連コンソーシアム(Semiconductor Climate Consortium:SCC)」を設立した。

 設立メンバーとして65社が参画。SCCに参加する企業は今後、温室効果ガス排出量を毎年発表し、2050年までのネットゼロ(排出量実質ゼロ)を目指す。

 SCCは、半導体バリューチェーン全体の温室効果ガス排出削減に焦点を当てたものとして、半導体エコシステムで初の国際的コラボレーションとなる。メンバー企業は下記の3つの指針に則して活動する。

・協調:温室効果ガスの排出を継続的に削減するために共通のアプローチ、技術革新、コミュニケーション手段において足並みをそろえる。
・透明性:活動の進捗とスコープ1、2、3の温室効果ガス排出量を年次発表する。
・野心的目標:2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標に短期および長期の脱炭素化目標を設定する。

 SEMIでは、2022年12月14日から16日に東京ビッグサイトにて、「SEMICON JAPAN 2022」を開催する。「SEMICON JAPAN 2022」はマイクロエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会。半導体製造工程全域にわたる600社以上の出展者と、1500以上のブース出展を予定している。入場登録およびセミナー・イベントの受け付けは、Webサイト(https://www.semiconjapan.org/jp)から。

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