Matrix Engine、AI着せ替えソリューション新機能「Caleido UI」を発表
Matrix Engine株式会社は2022年10月27日、世界最軽量級のIoT向けグラフィックエンジン「Matrix Engine」専⽤の機能として、AI着せ替えシステム「Caleido(カレイド) UI」を発表した。
「Matrix Engine」はマルチプラットフォームによるデザインの向上、簡単な操作性などの特徴をもち、インタラクティブなUIUXデザインの可能性を広げるIoT特化型ローコードグラフィックライブラリ。PCでデザインしたGUI(コンピューターの画面上に表示されるウィンドウやアイコンなどを使用し、マウスなどで操作できるインターフェース)を、そのままハードウェアで動かせる。
「Caleido UI」はIoTを中⼼に⾼まるAIの活⽤ニーズを背景に、AIでの各種認証(顔認証、⾳声認証など)と、必要となる各種GUIとの連携をワンストップで実現する。「Matrix Engine」に仮想的に配置された「Caleido UI」がAIの各種認証機能をパッケージ化し、IoTデバイスのGUIを簡単にAI対応可能にする。顔や音声認証による起動から、指示に合わせたインターフェースのデザイン変更、機能の切り替えなどをワンストップで行える。
Matrix Engineは、⾃動⾞やバイクなどのモビリティから、農業、⼯業機械、医療器具、家電、玩具、デジタルサイネージなどさまざまなIoTデバイスへの活用を見込む。AIロジックについては動画解析処理AI「モザイク」などAIを中心とした製品を展開するCotofure株式会社(旧社名・株式会社カタリナ)のソリューションを採⽤、同社と共同で拡販を図るという。