このページの本文へ

エイサー、裸眼立体視が可能な液晶ディスプレー「Acer SpatialLabs View Pro」2機種を発売

2022年10月31日 10時10分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日本エイサーは10月27日、裸眼での3D立体視を実現する没入型体験「SpatialLabs(スぺイシャルラボ)」テクノロジーを搭載した液晶ディスプレー「Acer SpatialLabs View Pro『ASV15-1BP』」および「Acer SpatialLabs View『ASV15-1B』」を発売した。

 いずれも15.6型の解像度4Kディスプレーで、本体上部のウェブカメラの両脇に専用カメラによるアイトラッキングと、ディスプレー表面の光学レンズによる右目・左目への別の画像を表示、リアルタイムレンダリング技術などを組み合わせて裸眼3D表示を実現している。また、Adobe RGB比100%の色域でプロに必要な色再現性を提供するほか、ASV15-1BPではデルタE2未満の正確な色精度を実現。

 2機種ともにバッテリー内蔵により充電を気にせず最大およそ5時間の駆動が可能なほか折りたたみ式スタンド付きの本体は、1.5kgに満たない軽量設計を実現。ASV15-1BPはVESAマウントによりPOS端末やディスプレーアームなどに取り付けることも可能。

Acer SpatialLabs View Pro「ASV15-1BP」
利用可能アプリ
・SpatialLabs Model Viewer(主要な3D形式のファイルをインポートして3D表示)
・SpatialLabs Go(Blenderを使用し、リアルタイムレンダリング技術により2Dで編集し3Dでリアルタイムに表示)
・SpatialLabs Player(3D表示するプレーヤーアプリ)

Acer SpatialLabs View「ASV15-1B」
・SpatialLabs Model Viewer
・SpatialLabs Go
・SpatialLabs Player
・SpatialLabs TrueGame(奥行き情報が含まれる3Dゲームで立体視するアプリケーション)

 さらにASV15-1BPは3D制作プラットフォームUnreal Engineに対応し、Unreal Engineで制作されたプロジェクトの3D表示が可能なほか、Ultraleapによる非接触ハンドトラッキングのインタラクションにも対応する。

Acer SpatialLabs View Pro

Acer SpatialLabs View

ASV15-1BPおよびASV15-1Bの動作に必要なパソコンの仕様要件
デスクトップパソコン
 OS:Windows 10以降
 CPU:インテルCore i7あるいはそれ以上(インテル第8世代以上)
 GPU:NVIDIA GeForce RTX 2080あるいはそれ以上
ノートパソコン
 OS:Windows 10以降
 CPU:インテルCore i7あるいはそれ以上(インテル第8世代以上)
 GPU:NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUあるいはそれ以上

 両製品とも法人市場およびコンシューマー市場にて取り扱いをスタートし、コンシューマー市場に向けてはAcer公式オンラインストアにて販売。価格はいずれもオープンプライス。

カテゴリートップへ

ノートパソコン
デスクトップ
モニター

intel

詳しくはレビューをチェック