越境ECプラットフォーム「Cafe24」、進出国に合わせた「越境ECショップバナー制作代行サービス」開始
CAFE24 JAPAN株式会社は2022年10月26日、国内外へのECビジネス展開が可能なECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」内で、進出国の現地で頻繁に使われている効果的なバナーテキストを活用したバナー制作を行う「越境ECショップバナー制作代行サービス」を開始した。
「Cafe24」は世界でネットビジネスを行なうことができ、カートシステムから広告、決済、物流などのサービスを提供する越境ECプラットフォーム。個人、法人を問わず、初期費用、月額、販売手数料無料で日本語をはじめとする8言語で自社サイトを構築できる。「越境ECショップバナー制作代行サービス」は有料だ。
経済産業省による「令和3年度電子商取引に関する市場調査」によると、米国の越境ECの市場規模は2兆409億円で、そのうち日本経由(米国の消費者が日本から購入)の市場規模は1兆2224億円と前年比25.7%増加した。進出国のユーザーに対してECサイトを告知し、サイトへの訪問を促すためには、海外の文化に合わせたデザインやサイトの魅力を訴求する広告やバナー制作が必要となる。一方で越境ECにおけるバナー制作ではデザインの専門知識や、進出国の文化のリサーチ、翻訳まで含めて作業が発生し、時間を要することが課題だという。課題解決のため、CAFE24 JAPANは海外ユーザーへのサイトの認知獲得をサポートする「越境ECショップバナー制作代行サービス」の開発に至った。
「越境ECショップバナー制作代行サービス」は、バナー制作や進出国についての専門知識がなくても、海外ユーザー向けのバナー制作を支援するサービス。アプリからサービスの利用を申し込むと、制作目的やコンセプトに合わせて、バナーサンプルを2つ提供。希望のバナーサンプル、言語、テキスト、サイズなどの詳細を記載した「制作要請書」をもとに「Cafe24」がバナーを制作する。
バナーは、進出国の現地でよく使われ、効果的とされるバナーテキストを活用して制作。推薦リストからバナーテキストの選択ができ、リストに希望の文言がない場合、直接作成も可能。バナー制作はサービス費用の決済日から1営業日以内で納品。1日最大10件のバナーの制作を可能としている。対応言語は、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語の4言語。バナー修正は1回まで無料となる。