WD_BLACK P40のベンチマークテスト結果
さっそく、その実力を検証してみた。今回お借りしたモデルは、容量が2TBのもの。スペック的には1TBと2TBで違いはない。まずは、パソコンでの利用だ。今回接続して計測したマシン環境は以下のとおり。
| テスト環境 | |
|---|---|
| CPU | インテル「Core i9-12900KF」 |
| マザーボード | MSI「MAG Z690 TOMAHAWK WIFI」 |
| メモリー | 64GB(DDR4-3200 16GB×4枚) |
| ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER |
| OS | Windows 11 Pro |
まずは、定番の転送速度を計測する「CrystalDiskMark 8.0.4」から。
結果は、シーケンシャルリードで2000MB/秒超え、シーケンシャルライトは1900MB/秒と公称値を割っているが、外付けSSDとしては上々の性能といえよう。
続いて、SteamのPCゲームから「BIOHAZARD VILLAGE」と「スパイダーマンREMASTRED」、「ストリートファイターV」の3本でロード時間を検証してみた。
結果はご覧のとおりで、いずれもロード時間短め系で、外付けストレージでプレイしても遜色なくできるレベルだ。なお、起動時間はほとんどクレジットロゴ表示なため、すべての時間でゲームデータを読み込んでいるかはわからない。
また、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」のローディングタイムでは10.312秒を記録。PCIe 4.0対応NVMe SSDに比べれば1秒以上差を付けられているものの、外付けHDDや一般的なSSDに比べれば、十分な速さを発揮している。
PCゲームの場合、Steamなどではゲームを外付けストレージに保存が可能だ。そうすることで、外出先でほかのマシンに接続し、すぐにプレイする環境が構築できる。当然、高速ストレージのほうがローディングタイムは短くなり、より快適になる。

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