長く使ういい製品には投資を惜しまない!

声・実況のプロが選ぶデバイスとは? キャスター岸大河さんの仕事・配信に欠かせない10のアイテム(後編)

2022年11月01日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

ミラーレス一眼カメラ「SIGMA fp L」

自宅で配信向けカメラとして使用している「SIGMA fp L」

岸さん:9つ目のアイテムは、「SIGMA fp L」です。

──こちらは、普通にミラーレス一眼カメラとして購入されたんですか?

岸さん:そうですね。カメラが好きなので、確かに最初はミラーレス一眼カメラとして旅行先や子供を撮るために購入したんですが、コロナになってから外出する機会が激減して、使わないのももったいないなと思って、配信用カメラに採用しました。

ゆくゆくは本来の目的どおり旅行先とかでも使いたいと語る岸さん

──配信用カメラとしてはちょっと贅沢な気もしますね(笑)。

岸さん:確かに。ただ、購入した当時はUSB接続で直接パソコンに接続してウェブカメラ化できる製品も少なくて、fp Lはこれに対応しているというのも購入の決め手になった理由の1つなので、のちのちは配信用カメラに……と購入時から考えていたのかもしれません。それでも、配信中にウェブカメラは何を使っているか視聴者の方に聞かれて、fp Lと答えると「参考にならん」って言われますね(笑)。

──もともと普通に使用しようと思っていたのであれば、仕方ないですね。

岸さん:そうですね。ちなみにレンズは35mmの単焦点のものを使って映しています。自宅での収録やテレビ会議の際も、かなりキレイな映像を出力してくれるので、仕事にも役立ってくれていますよ。もともとカメラが好きなので取り外しても楽しめる製品として、満足しています。

製品概要
製品名:SIGMA fp L
ジャンル:ミラーレス一眼カメラ
メーカー:SIGMA
実売価格:27万5000円前後

■関連サイト

スマートフォン「Google Pixel 6 Pro」

「Google Pixel 6 Pro」

岸さん:最後、10つ目のアイテムは、スマートフォン「Google Pixel 6 Pro」です。

──ラストはスマホですか! Androidスマホをお使いなんですね。

岸さん:Androidスマホというか、Google Pixelが好きで、「Google Pixel 3」のころから何台かはGoogle Pixelシリーズですね。そして、買い替えの時期に大きいサイズがほしいなと考えていて、いいタイミングで6 Proが出たので購入した感じです。

──Google Pixelをずっと使われているんですね。

岸さん:一番気に入っているのは、カメラのポートレートモードがとてもキレイという点ですね。初めてGoogle Pixelを買ったときは、ボケ感とかこれ以上のスマホはないなと感じて、そこからはずっとGoogle Pixel一択です。あと消しゴム機能とかも便利ですし、接写できるのもいいですね。あと、AIで自然にみせてくれるモードもありますよ。

──カメラお好きなだけあって、スマホもカメラの性能重視なんですね。

岸さん:カメラもそうですが、全体的にシンプルでできがいいというのも大きいです。あと、購入時にプリインストールされているアプリが多くなくてシンプルというのも好みですね。

シンプルで完成度が高いのも、Google Pixel 6 Proの魅力という

──こちらでゲームはプレイされていますか?

岸さん:そうですね。「クラッシュ・ロワイヤル」とか「ブロスタ」はGoogle Pixel 6 Proで遊んでいますが、FPS系はiPadを持っているのでそちらを使っています。どちらかというとゲームプレイというよりは、仕事や普段の生活のために買ったという感じですね。

「翻訳機能だったり、駆動時間だったりと、利便性の高い魅力が多いんですよね」と語る岸さん

──今回のインタビューをとおして、岸さんが好まれるのは、シンプルかつデザインがよくて高性能という製品が多いですね。

岸さん:確かに、ガチャガチャしていなくて、シンプルで完成度が高い製品が好きですね。無駄なものをなるべく省きたいというのもあると思います。それは、自身が理想とする実況にも通ずるものがあるかもしれないです。

──ありがとうございました。

製品概要
製品名:Google Pixel 6 Pro
ジャンル:スマートフォン
メーカー:Google
価格:11万6600円

長く使うアイテムには投資を惜しまない!
しっかり調べてから購入

購入した金額が開発費に行ってほしいというのも、岸さんがいい製品に投資を惜しまない理由とのこと。これは個人的にもすごくわかる

 以上が岸大河さんのキャスター・ストリーマーとして欠かせない10のアイテムとなる。最後に岸さんにアイテムの購入へのコダワリを聞いたところ「いいものをしっかり見定めて購入して、キレイに長く使うというのがコダワリですね。安物買いの銭失いは避けたいなと。親の教えも大きいと思うのですが、昔からこの考え方は一貫していますね」とのこと。

 また、「いいものに出会うと幸せになりますよね。開発者に感謝して、同じメーカーで新しいモデルが出たら、『購入したお金が開発に役立ってくれたかな』とも思えますし。これはゲームへの課金も同様ですね」とも語ってくれた。

 今後も、長く使えるいいものにはしっかりと投資して、仕事や私生活を充実させていきたいという岸さん。10のアイテムもかなりコダワリを感じるチョイスとなっていた。すべて気に入っているアイテムとのことなので、気になる製品があれば、ぜひチェックしてみてほしい。

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