AI実装で薬機法などの広告表現を自動チェックする「コノハ」、新機能開始
広告監修とコンサルティング事業を展開する株式会社アートワークスコンサルティングは2022年10月12日、広告表現チェックツール「コノハ」のリニューアルと、動画広告チェックツール「コノハ for 動画」の新機能実装を行ったと発表した。
「コノハ」は、化粧品や健康食品についての広告文章で必要となる薬機法や景品表示法、健康増進法、医療広告ガイドラインに特化し、誇大表現になる恐れがある箇所を指摘するサービス。ウェブサイトや資料(PDF、JPG、PNG)の文章を自動チェックできるため、目視監修では2~3日かかる監修を素早く完了できる。弁護士が監修し、毎月アップデートをするOKワード、NGワードのビッグデータを参照して結果が表示される。AIを実装し、自然言語処理(NLP)における文字認識機能(OCR)を実装 している。
今回のリニューアルではチェック画面のデザインを刷新。診断結果や画像挿入などの機能を見やすくした。また、「RISKワード危険度表示機能」を新たに実装。RISKワードの判定がわかりやすくスムーズに行えるようになった。
動画広告チェックツール「コノハ for 動画」は、YouTubeのURLを挿入しワンクリックだけで文字起こしを実行。薬機法や景品表示法にもとづいて、注意が必要な広告表現が一目でわかるサービス。新機能の「テキスト修正機能」では、チェック後に反映されなかったセリフを編集。高精度なチェックを図る。