ソニーネットワークコミュニケーションズは、光ネット回線「NURO 光」において「極端に速度が低下する」「パケットロスが発生する」といった、ネット上でのユーザーの声を受け、調査をしたことを発表。その原因と今後の取り組みについて公表している。
同社によると、限定されたエリアで帯域が逼迫。その理由として、NURO網内での異常なトラフィックによる帯域圧迫が発生していたとする。この事象は9月20日~28日にかけて集中的に、10月6日まで断続的に発生した。
この原因として、NURO回線を複数エリアで多数利用していた特定事業者が管理する端末から、異常なトラフィックが発生していたことが判明。すでにその異常トラフィックは停止していることを確認するとともに、今後同様の異常トラフィックを確認した場合は通信を停止すると通知したとしている。
サービス品質向上に向けては、ユーザーの利用状況を把握するためアンケートを実施するほか、公式サイト内に10月18日にフォームを常設して、継続的に改善の取り組みを伝えていくとしている。