今度は「テキストから動画」、メタが生成AIを発表
メタ(旧フェイスブック)は「テキストから短編動画を生成する」AIシステムを発表した。生成型AIの画期的な進歩だが、将来的にフェイク動画の生成につながる可能性があるなど、倫理的な問題を提起している。
EU「AI責任指令」、テック企業への損害賠償請求権を規定
消費者がAIシステムで被害を受けた場合、AI企業に対して損害賠償を求める権利を認める新法案が欧州連合から発表された。消費者たちの権利団体や活動家からは法案では不十分だとの声も聞かれ、テック企業の攻防が激しくなりそうだ。
EVだけじゃない、中国が「メタノール車」普及にも本腰
中国政府は、メタノールを燃料とする自動車の普及に本腰を入れ始めた。メタノールは従来の燃料と同じくらい強力でありながら、より環境にやさしい。だが、普及させるにはいくつかの課題がある。
リチウムイオン電池を凌ぐ新型蓄電池FSBの電極反応を実証=京大
京都大学の研究チームは、現行のリチウムイオン電池を凌駕する新型蓄電池の有力候補である、室温で充放電可能な電解液を用いたフッ化物シャトル型蓄電池(FSB)において、異なる二つのフッ化/脱フッ化反応の型(メカニズム)に基づく電極反応を実証した。
スペースXに清華大OBが1000人?リンクインで横行する偽アカの狙い
リンクトイン(LinkedIn)を見ていると、学歴も職歴もよく似た複数のアカウントが存在する。これらは名門大学の卒業生や大手テック企業の社員を装って偽のつながりを作り、詐欺を働くグループの仕業だ。
ネット空白地帯、 米先住民保留地に 光回線がやってきた
高速インターネット回線の普及が遅れる米国でも、特にインフラ整備から取り残されているのが、ネイティブ・アメリカンのコミュニティだ。米国モンタナ州のブラックフィート保留地では、パンデミック対策として支出された資金を使って、ブロードバンド回線の整備に取り組んでいる。
アマゾン家庭ロボ「アストロ」が進化、ドアの開けっぱなしも通知
アマゾンが招待制で販売している家庭用ロボット「アストロ(Astro)」の大規模アップデートを発表した。見守り機能の強化によって、これまでになく強力で家庭に入り込むロボットになるかもしれない。
「スキルミオン」を用いたAI素子で画像認識に成功=理研など
理化学研究所と東京大学などの国際共同研究チームは、「スキルミオン」を用いた人工知能(AI)素子を作製し、画像認識に成功した。スキルミオンは、固体中の電子スピンによって形成される渦状の磁気構造体。低消費電力で操作が可能であり、ナノスケール(1ナノメートルは10億分の1メートル)であることから、低消費電力かつ高集積・高性能なAI素子の実現が期待されている。
MITテクノロジーレビューからのお知らせ
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.8 脱炭素イノベーション
マサチューセッツ工科大学が発行する世界最古のテクノロジー雑誌「MITテクノロジーレビュー」による、「脱炭素イノベーション」特集号。新たな成長産業「脱炭素」「気候テック」イノベーションの最前線を追う
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、日本でもGX(グリーン・トランスフォーメーション)戦略が立ち上がり、脱炭素技術の研究開発や事業化の動きが加速している。本特集号では、先行する世界の脱炭素イノベーションの最新動向を1冊に集約。次世代太陽光電池、プラスチックのリサイクル、地熱発電、グリーンスチールなど、注目のスタートアップ企業を一挙紹介するほか、岐路に立つ日本の自動車メーカーの脱炭素戦略、再エネの普及やウクライナ情勢で複雑化するエネルギー問題についても取り上げる。
企業に新たな利益を生み出す脱炭素ビジネスの「今」が見える1冊です。
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