リンクス、みんなの銀行らとBaaSプラットフォームを開発

　リンクス株式会社は2022年9月29日、株式会社みんなの銀行およびゼロバンク・デザインファクトリー株式会社とともに、みんなの銀行が提供するBaaS (Baking as a Service) プラットフォームを開発したと発表した。

　これにより非金融事業者が、自社サービスに金融取引や取引参照を行うサービスを取り込み、顧客に提供できるようになる。

　金融ライセンスを持つ金融機関が自社の金融機能をデジタル化し、BaaSプラットフォームとして非金融事業者へ機能を提供することで発展。非金融事業者は、顧客向けサービスに金融機能を組み込むことでユーザー体験を向上する同時に、新たなビジネス機会の創出を目指している。

　みんなの銀行のBaaSプラットフォームは、国内の銀行として初となるFAPI（Financial-grade API）コンプライアンスに対応し、世界でもトップレベルのセキュリティを実現したプラットフォームとして開発された。FAPIコンプライアンスはOpenID FoundationのFinancial-grade APIワーキンググループが策定した技術仕様で、金融業界をはじめとした高いセキュリティを必要とする業界の要求に対応するための技術要件を定義している。この仕様を満たすことで、より安全なAPI連携を実現できるという。

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