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子どものスクールバス置き去り防止アプリ「まもる」提供開始

 カタログや新聞広告印刷、システム企画と開発を行う長屋印刷株式会社とシステムやアプリ開発を主力事業とする合同会社Noop(ヌープ)は2022年9月26日、幼稚園などのスクールバスを運行する団体向けに、無料のバス運行管理のためのiPhoneアプリ「まもる」の提供を開始した。

「まもる」は教員やドライバーに後部座席まで移動することを促し、バス内の子どもの置き去りを防止する。そのうえで、後部座席に移動して子どもが残っていないか確認したことの証明に、後部座席から写真を撮ってアプリにアップする仕組みだ。

 アプリの使用方法は、まずルートの運行時間を設定。出発ボタンを押すとタイマーが作動する。運転終了後に、後部座席に移動して確認、写真を撮影してアップロードする流れになる。

 出発ボタンを押した後に、設定されたタイマーの時間内に車内の写真を撮影、アップロードしない場合は、どのバスの車内が未確認であるかの警告が、団体内の全ユーザー対して通知。置き去りのリスクを伝える。

 また、「まもる」はライブでカメラ撮影をする必要があり、過去に撮影した写真はアップロードできない仕組みになっているほか、行動履歴や写真を過去3日間保管、写真を団体の全ユーザーが見ることができ、不正アップロードを防止。置き去り防止を徹底している。

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