軟式パークマンサー氏が手掛ける畑のサブスク「あぐりdeぱくり」開始
株式会社HACHIMARUKUは2022年10月1日、植え付けから発送まで完全オーダーメイドの産地直送「畑のサブスク」サービス、「あぐりdeぱくり」を開始する。同社取締役であるアーティスト、パークマンサー氏らが会員専用の畑で、会員に代わって植え付けから途中経過報告、収穫した野菜の発送までをカスタマイズで行う。入会金1万1000円、月会費1万3200円(秋会員の場合。10月から3月の6ヶ月契約)。秋会員入会は無農薬米の特典つき。4月から9月の利用期間となる春会員もある。
「あぐりdeぱくり」は貸し農園や家庭菜園に興味はあるが、時間面や地理的な面で難しいという人に向け、生産者が利用者とコミュニケーションをとりながら代わりに野菜を育てるサービスとして生まれた。会員になるとパークマンサー氏が好みや性格などを直接ヒアリングして一人ひとりにあった野菜を選定する。何の野菜が選ばれるかは育ってからわかるシステムだ。野菜は無農薬で栽培。発芽など生育状況に合わせて、野菜の画像やチャットで報告。生育の様子はLINEで共有し、ほかの会員の生育状況を楽しんだり、コミュニケーションをとりながら野菜を育てたりする過程が見られる。
収穫した野菜は自宅などに直接発送。会員の食イベントなども予定しているという。HACHIMARUKUは、栽培した野菜を産直する「八〇九- HACHIMARUKU-」を運営する農業スタートアップ。