この円安のなか実売価格が15万円台と2度見した!
Core i5+RTX 3060搭載の15.6型ゲーミングノート「G5」が超コスパすぎた
クリエイティブ作業も快適
次に、クリエイティブな作業としてアドビ「Lightroom Classic CC」で70枚のRAWファイルを現像するのにかかる時間を計測してみた。3回計測した平均値を出している。なお、現像は色味の調整とノイズ低減処理を掛けた、9504×6336ドットサイズの写真だ。
結果は、約3分4秒とおよそ1枚あたり2.6秒で現像を完了している計算になる。これはかなり速い部類であり、クリエイティブな作業でも快適に行なえるはずだ。
ほかの性能として、ストレージ性能を定番の「CrystalDiskMark 8.0.4」にて計測。設定はNVMeで行なっている。結果は、シーケンシャルリードが約4725MB/s、シーケンシャルライトが2263MB/sとPCIe 4.0対応としては低速な部類。とは言え、PCIe 3.0接続よりは速く、価格を考えれば妥当だろう。
また、バッテリー駆動時間を「PCMark 10 Modern Office Battery Life」にて計測した。パフォーマンスは標準、画面の輝度はWindowsの調整で20%にして行なっている。
結果は、5時間1分とこの手のゲーミングノートPCとしては上々。ゲームをプレイした場合はこの時間にはならないが、ちょっと仕事で持ち運んで作業というのは可能なようだ。
高価なスマホ買うぐらいならこの製品が欲しい
こうして、ベンチマークテストや実際にゲームをプレイしたり、クリエイティブソフトを操作したりしてみたが、非常に快適でパフォーマンスについては大満足だった。画面が15.6型のフルHDなので、ゲームをプレイするにはいいが、クリエイティブ作業だとちょっと作業領域が足りない。ただ、セカンドディスプレーを接続することで、作業領域は確保できるので、ゲームに限らず仕事やプライベートでも十分活躍できるマシンといえる。
これだけの性能を有しながら、価格が15万6000円前後というからかなり挑戦的だ。その辺のスマホを買うより、この製品のほうが有意義に感じてしまう。この製品のターゲットがライトゲーマーで仕事やプライベートでも使うユーザーとなっているが、ヘビーまではいかないものの、かなりゲームをやり込んでいる人にもオススメしたいゲーミングノートPCだ。