『アローン・イン・ザ・ダーク』が大盛況!プロレスのリングは圧巻
プロレスに宇宙人にゆるキャラ!? TGS初上陸の北欧メーカー・THQ Nordicブースレポート
2022年9月15日~9月18日(一般公開日は17、18日)に千葉県・幕張メッセおよびオンライン配信にて開催中の「東京ゲームショウ2022」。東京ゲームショウに初進出を果たしたオーストリアのゲームパブリッシャーTHQ Nordicは、以下の5タイトルを出展した。
・Destroy All Humans! 2 - Reprobed ・AEW: Fight Forever ・SpongeBob SquarePants - The Cosmic Shake ・Alone in the Dark ・Outcast 2 - A New Beginning
中でも目を引いたのが、プロレスのリングが設営された『AEW: Fight Forever』(PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/Xbox One/Xbox series X|S)コーナー。AEW(All Elite Wrestling)とは、アメリカで2番目に大きいプロレス団体。
日本でも大活躍したプロレスラーのケニー・オメガ選手らを中心に2019年に旗揚げをするや、コアなプロレスファンを中心に大きな話題に。その後は毎週2回のレギュラーテレビ放送をスタートするなど、破竹の勢いで人気を獲得しているプロモーションだ。
そんなAEWと『闘魂列伝』『エキサイティングプロレス』シリーズの開発で知られるユークスがガッチリとタッグを組んで制作しているのが、対戦型のプロレスアクションゲームである本作。
もとよりゲーム好きで知られるケニー選手がクリエイティブディレクターとして指揮を取っているだけあって、プロレス的な試合の再現と対戦ゲームのいいとこどりな仕上がりなのが特徴だ。
03 ちなみに「Fight Forever」とは熱戦に観客が贈る賛辞のチャント。会場では、実際に試合をプレイできるバージョンを出展。ケニー・オメガ選手、CMパンク選手、ポール・ワイト選手、アダム・コール選手、サンダー・ロサ選手、志田光選手を使ってのシングルマッチが楽しめた。骨格となるゲームシステムはすでに完成している様子で、上下の打撃と掴み(投げ技)の二択攻撃を相手に迫るという、シンプルかつわかりやすいもの。
攻撃の強弱はボタンを押す長さで変化するので、アクションゲーム初心者でもすんなりと対戦が楽しめそうだ。プロレスゲームマニアになら『バーチャルプロレスリング』シリーズの操作方法を踏襲しているといえば伝わるだろうか。
試合を楽しむ以外にも、レスラーとなって団体内での成長を体験していくキャリアモードや、AEWで見られる光景をにしたミニゲームも収録されているという本作。
正直なところ現状でのAEWは日本のプロレスファンの間ですら“知る人ぞ知る存在”でまだまだ知名度は低い。しかし、何年かぶりにユークスのプロレスアクションゲームが遊べるということに感動を覚える人はいるはず。
発売日は2023年予定とまだ先だが、ビビッと来た読者は最新情報を逃さずチェックすべし。
ほかにも、元祖3Dポリゴンアドベンチャーゲームとも言われる『アローン・イン・ザ・ダーク』のリ・イマジネーション版や、前作から20年ぶりの続編となるSFオープンワールド『Outcast 2 - A New Beginning』、英語圏の子どもにも絶大な人気を持つアニメのアクションゲーム『SpongeBob SquarePants - The Cosmic Shake』、PS5ダウンロード版が配信されたばかりの侵略宇宙人アクション『Destroy All Humans! 2 - Reprobed』と、日本市場に投入されるタイトルを展示、しかもすべて試遊可能となってる。
ビッグタイトルを有するメーカーだけに、今後の動向にも注目したい。
『アローン・イン・ザ・ダーク』
『SpongeBob SquarePants - The Cosmic Shake』
『Destroy All Humans! 2 - Reprobed』
『Outcast 2 - A New Beginning』
※会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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