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T教授の「戦略的衝動買い」 第700回

害虫退治“塩散弾銃”「BUG-A-BUSTER2.0」を衝動買い

2022年09月15日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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食塩をぶっ飛ばすBUG-A-BUSTERと相性の良い食べ物は、おにぎりやゆで卵、スイカだろう。至近距離で狙い撃ちするので、目の防御も忘れずに。食べられる的は楽しい

撃った食塩が付着して「おいしそう」なターゲットを捜索!

 しかし、季節や環境によって常に都合よく格好のターゲットが周囲にいるとは限らないので、別のターゲットで楽しむ手段も考えてみた。BUG-A-BUSTERは、食用の塩粒子の散弾を使うこと。そしてターゲットまでの距離が近ければ、散弾の拡散も広くなく破壊力も適度にあること。これら複数の条件を前提に、撃った食塩が付着しておいしそうな食品を探してみた。

 塩と相性の良い食べ物と言えば、だれもが思いつく「おにぎり」や「ゆで卵」、夏の風物詩の「スイカ」などだ。今回は、屋外での射撃は止めて室内の食卓の上にターゲットを並べて、「鳴門の塩」を充填して至近距離から撃ってみた。もちろん、食塩が飛び散って目に入らないように万全の対策も抜かりはない。

 BUG-A-BUSTERから発射された塩散弾は、おにぎりの表面にもなかなか理想的に拡散して付着したが、射撃の後の表面変化はゆで卵の方が圧倒的に見やすく、分かり易い。ゆで卵の表面に付着した塩の粒子も見えるが、塩の粒子の多くは表面より少し内部に入り込んでいるのが、分かる。もちろん、おにぎりもゆで卵もおいしくいただいたのは、言うまでもない。

撮影は空のキレイなテラスでやったがリアル射撃は屋内で……

ゆで卵の柔らかい表面なら、塩の粒子のサイズと衝突時の角度などで、内部にまで食い込んでいるものもあった

 BUG-A-BUSTERの対象年齢は、18歳以上だ。食塩散弾の飛距離はそこそこあるが、威力は3フィート前後のターゲットで輪ゴム銃と同等レベルなので、目や顔に向けて撃たない限り皮膚にあたっても怪我の心配はない。しかし、ペットや子供のいる環境での扱いには十分な注意が必要なことは、言うまでもない。そのあたりを十分守って「紳士のガジェット銃」を、いろいろなターゲットで楽しんでほしい。

筆者宅ではBUG-A-BUSTERを屋内ガジェットとしてテストしたが、環境と周囲の安全に留意することで、キャンプなどのアウトドアレジャーでも使い道は多いだろう

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:BUG-A-BUSTER2.0
・購入:Amazon.co.jp
・価格:3980円(2022年6月23日時点の価格)

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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