このページの本文へ

スポーツ庁、共創プログラム「INNOVATION LEAGUE 2022」エントリー開始

2022年08月12日 08時00分更新

文● ASCII STARTUP編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 スポーツ庁は、SPORTS TECH TOKYOと共同で、2021年に続き、スポーツオープンイノベーションプラットフォーム構築の推進を目的としたプログラム「INNOVATION LEAGUE(イノベーションリーグ)2022」を開催する。プログラムは、スポーツビジネスを拡張させる「INNOVATION LEAGUE アクセラレーション」と、スポーツから生まれる可能性をたたえる「INNOVATION LEAGUE コンテスト」の2大構成で2022年8月4日、各プログラムへのエントリーを開始した。

 エントリーにあたって、「INNOVATION LEAGUE 2022」プログラム説明会を8月24日(水)14:00~16:30にオンラインで開催。「INNOVATION LEAGUE アクセラレーション」および「INNOVATION LEAGUE コンテスト」の詳細を説明する。参加は無料。参加申し込みURLは説明会概要欄に記載。

「INNOVATION LEAGUE アクセラレーション」は、「スポーツビジネスを拡張させる」をテーマに、スポーツ周辺領域のテクノロジーとスポーツ団体がかかえる課題やアセットを合わせることでアイデアを生むという、スポーツビジネスの拡張を目指すプログラムだ。今回のコラボレーションパートナー(実証連携団体)は、公益財団法人 全日本柔道連盟および公益財団法人 日本アイスホッケー連盟。審査を通過した最終採択企業には、事業開発経験豊富な起業家や各業界のプロフェッショナルが担当するメンター陣がメンタリング機会を提供する。ともにアイデアを突き詰め、スポーツ団体との事業共創による実証を実施。2023年3月中旬頃のデモデイに成果を発表する。プログラム期間中の実証実験や新規開発に関する費用として、1社あたり最大100万円程度の想定でサポートもされる。採択企業は5〜6社の予定で、応募はスタートアップから上場企業まで、事業ステージは一切不問。応募時点で法人化されていない団体・チームも歓迎だ。エントリー締め切りは2022年9月30日(金)23:59まで。

コラボレーションテーマは以下の通り。

・全日本柔道連盟
テーマ:「柔道をもっと身近に」
アウトプット例:柔道の魅力を分解・拡張することで、柔道をもっと身近にすることをテーマとした、柔道未体験層・ライト層に対する体験コンテンツの開発や、選手の心身におけるコンディション管理を効率化するテクノロジーの活用・導入など。

・日本アイスホッケー連盟
テーマ:「アイスホッケー、および会場(スケートリンク)の魅力・特徴を解釈し、新規ファン獲得・既存ファンコミュニティの拡張に寄与するコトづくり」
アウトプット例:競技、および会場(スケートリンク)の魅力・特徴を解釈し、新規ファン獲得・既存ファンコミュニティの拡張に寄与する観戦体験や、会場以外でのファンとの接点開発などのコトづくり。リーグやチームの運営を効率化するための基盤開発など。

「INNOVATION LEAGUEコンテスト」は「スポーツから生まれる可能性をたたえる」をテーマに、スポーツがイノベーション創出のドライバーとなり、産業拡張と経済成長、社会変革をに貢献する取り組みをたたえるために2020年に創設された賞だ。各賞は、コンテストの大賞となる「イノベーション・リーグ大賞」および、「ビジネス・グロース賞」、「ソーシャル・インパクト賞」、「パイオニア賞」の3賞により構成。スポーツの価値やスポーツビジネスの可能性を拡大する新たな取り組み、優れた取り組みを表彰する。応募対象は国内を拠点とする企業や競技団体、スポーツチーム、個人。国内で2022年に実施、あるいは実施中の取り組みが対象だ。エントリー締め切りは2022年12月5日(月)23:59まで。結果発表は2023年2月中旬予定。

2021年度のデモデイで行われた授賞式の様子

「INNOVATION LEAGUE 2022」プログラム説明会
開催日程:2022年8月24日(水)14:00~16:30
開催概要:「INNOVATION LEAGUE アクセラレーション」および「INNOVATION LEAGUE コンテスト」の詳細説明。

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。

カテゴリートップへ

「スポーツビジネス」の詳細情報はこちら
  • Sports Marketing

    スポーツを活用するマーケティング戦略を追う

  • Sports Technology

    スポーツの世界を変えるテクノロジーたち

アクセスランキング
ピックアップ