ハカルス、目視検査工数を低減するオールインワンAI外観検査システム開始
AIソリューション会社株式会社HACARUS(ハカルス)は2022年8月1日、AI外観検査システム「HACARUS Check(ハカルスチェック)」のオプションとして「HACARUS Check 撮像キット」を発売した。価格は330万円。
「HACARUS Check 撮像キット」はAI検査ソフトウェアと撮像ハード(外観検査用カメラ、外観検査用レンズなど)とのオールインワンパッケージでHACARUSのAI外観検査を導入しやすくした。自動化した外観検査をはじめとした大規模な製造設備を検討している場合や、目視検査をしている事業者向けに開発。ハード・ソフト一体型の製品としては低価格なのも特徴だ。
組み立て可能なコンパクトサイズ(高さ996.3ミリ、幅506ミリ、奥行き519ミリ)であるため、導入作業や工場内のレイアウト変更も容易。省スペースで安全柵も不要だ。現状、目視検査を行っている事業者がAI 外観検査の評価を迅速に行うことができ、製造設備全体の自動化率向上、および目視検査工数の低減に寄与する。
検査の事例として、工業用部品、シート上の平坦なもの(繊維・PCB・パンチングメタル・木製など)では、傷、へこみ、内部の空洞(鋳巣)、塗装の むら、汚れなどの不具合を自動で検出する。
HACARUSは2014年に設立。少ないデータで、抜本的な問題解決につなげる「AIソリューション」を提供している。
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