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東京ミッドタウンであの空の世界へ!「グラブルミュージアム 蒼の追想」が開催中

2022年07月31日 09時00分更新

文● 馬波レイ 編集●ジサトラハッチ

 Cygamesは、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー(以下、グラブル)』初の体験型アート展『GRANBLUE FANTASY×NAKED, INC. グラブルミュージアム 蒼の追想』を、2022年7月30日(土)~8月28日(日)の期間、東京ミッドタウン・ホールにて開催する。通常チケットは3500円(税込)。

 “デジタル×アナログ”の仕掛けで、ゲームの世界を肌で感じる新感覚アート展をうたう本イベント。開催に先駆けて行なわれたメディア向け内覧会で取材した展示の模様をお届けする。

 入り口からすぐのレセプションエリアには本イベントのメインビジュアルを使用したフォトスポット、星晶獣バハムートの像、そしてこれまで描かれてきた設定原画の数々を展示。これから始まる展示の数々への期待度を盛り上げてくれる。

場内での注意事項をアナウンスするルリア。音声も映像も本イベントのために新規制作されたモノだ

 テーマとして掲げられているのは“ルリアの夢”。展示はいわゆるウォークスルー型で、場内を順路にそって歩きながら、映像や展示を鑑賞していくことになる。プロローグエリアで目にするのは巨大なルリアノート。白紙のノートにプロジェクションマッピングで次々とゲームの名シーンが映し出されていく様子は、まるで自分が騎空士となってノートの中に入り込んでいくかのような感覚だ。

ノートから溢れ出したかのように壁面にまで映し出される映像が幻想的

 ここからはルリアの記憶をさらに“追想”していく。ゲーム序盤のメインクエスト「蒼の少女編」を皮切りに、「救国の忠騎士」「亡国の四騎士」「ふたりの騎士道」「SIEGFRIED」など、これまでの冒険で出会った人々や物語が代わる代わる映し出されていく様子は圧巻。一部のエリアでは、来場者の足の動きに合わせてエフェクトが追従するといった仕掛けも用意されている。

足の位置に合わせてエフェクトが出現。インタラクトな仕掛けが楽しい

 続いてのエリアはイベント「Marionette Stars」をイメージしたもの。ドーム状のスクリーンに映し出される星座の下には“占星武器”のレプリカを展示。音声や映像によって表現される、適合者たちの願いに聞き入ってほしい。

グラーシーザーなど精巧に再現された占星武器のレプリカが。映像によるエフェクト演出も見どころ

 次のエリアでは円柱状の空間全体をダイナミックに使った映像演出で“十天衆”の覇気を体感! 中央に置かれた衣装“十天衆を総べし者”の周囲を取り囲むように、十天衆が次々と名乗りを上げていく様子はテンションが上がること間違いなしだ。

主人公がまとう“十天衆を総べし者”の衣装。本イベントが初公開となる

 恒常コンテンツとしておなじみの「アーカルムの転世」のエリアも用意されている。足元のタロットカードが回転を止めると、星晶獣と契約を果たした十賢者たちの姿が。どのキャラクターが出現するかは来場してのお楽しみとなっているとか!?

 ここからは、空と月の激闘を描いたイベント「STAY MOON」を連続したエリアで再現。まずは“うちゅう”行きのための作戦室に足を踏み入れる。マキラの準備を応援するジョイくんのクルクルと変わる表情はもちろん、室内に置かれた道具の数々にも注目したいところだ。

 そして作戦室を通過すると目の前には、巨大な機神(きしん)・セスラカの姿が! 立像のサイズはなんと全長約3.5m。スポットライトやプロジェクションマッピング、スモークによる演出でバトルの様子が再現されることもあり、緊迫した気持ちを味わえること間違いなし。

壁にある紋章に触れることで“組織”メンバーたちの情報などが表示される仕掛けも

 月の民であるヤチマと、アイザックが作り上げたレイベリィの等身大フィギュアも登場する。細部まで精巧に作り込まれたフィギュアはもちろん、映像とともに再現されるヤチマとレイベリィの会話はなんともエモい。

 そして「STAY MOON」エリアの最後には、決戦に挑む“組織”メンバーとカシウスの描き下ろしイラストが。イラストにあわせたプロジェクションマッピングで色彩が変化していくポスターマッピングという演出もなされているので、ぜひとも会場に足を運んでその目で確かめてほしい。

 いよいよミュージアムもクライマックスへ。最後のエリアで描かれるのは、天司たちの物語が描かれる「どうして空は蒼いのか」。ここでは、舞台となるカナンの神殿が再現されており、その背後には特別な描き下ろしイラストが。神秘的な雰囲気に包まれた空間では、時間を忘れて展示物に見入ってしまいそうにさせる。

 そして本イベントの目玉であるライドアトラクション「000」4DX特別シアターを体験。本イベントのために制作された、ルシファーとサンダルフォンのバトルを描いたCGアニメーションは迫力満点。しかもその映像は視界を覆うような半球状のスクリーンに映し出され、動きにあわせてシートが前後左右に動くので臨場感がハンパない。

 しかも空中を飛び回るシーンでは周囲から風が吹いてくるのだから、まるでゲームの世界に入り込んでいるかのような没入感が味わえる。ぶっちゃけ、このシアターを体験するだけでも十分元が取れるといっていいだろう。

 と、盛りだくさんなアート展だが、さらにオリジナルグッズの販売やミッドタウン内の飲食店ではコラボメニューなどさまざまな企画が用意されている。グラブルファンの方は、夏休み期間はぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

GRANBLUE FANTASY × NAKED, INC. グラブルミュージアム 蒼の追想
会場:東京ミッドタウン・ホール(東京都港区赤坂9丁目7-2)
開催期間:2022年7月30日(土)~2022年8月28日(日)
開催時間:10時00分~21時00分(最終入場20時00分)
通常チケット:3500円[税込]

体験人数制限の都合上、プレオーダーもしくは一般販売にてチケット販売枚数が上限に達した場合は、当日券の販売は行いませんので予めご了承ください ※本イベントのチケットにはご入場の日付指定・時間帯指定がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。

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