Photoructionが写真機能をリニューアル 大幅な機能拡張により利便性の向上と対応工事の拡大を実現
株式会社フォトラクション
- 8月26日にリニューアル記念のウェビナーを開催-
建築・土木の生産支援クラウド「Photoruction(フォトラクション)」の開発および運営を行う株式会社フォトラクション(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:中島 貴春、以下 「フォトラクション」)は、Photoructionの写真機能をリニューアルいたしました。今回のリニューアルにより「黒板のフォーマット変更機能」「フォルダ管理機能」「電子納品機能」の3つの機能を追加し、今まで対応することができなかった工事でも利用することが可能になりました。リニューアルにより利便性が向上したことはもちろん、特に大規模な土木分野における利用を推進していきます。
【リニューアルの背景】
Photoructionはリリースから4年が経過し、建設現場の生産性を向上させる様々な機能を提供してまいりました。リリースした当初は工事写真の整理や写真を用いた資料作成を便利にする機能しかありませんでしたが、徐々に図面管理機能や工程表作成機能、書類作成や検査機能などのラインアップを増やし、機能同士が連携し合うことでより便利に活用できるよう開発を進めてまいりました。リリース当初からある写真機能は未だにPhotoructionで最も活用されている機能の一つであり、お客様にPhotoructionを利用したいと言っていただくキッカケとなる機能でもあります。
一方で、利用が進むにつれてお客様の使い方も多様化してきており、現行機能のままだと不足する点も多く見えてきました。特に土木分野での活用に関しては、多くの課題がありました。今回のリリースは、当初からPhotoructionの活用をリードしている写真機能を大きく改善することで、お客様の利便性の向上および活用できる工事の拡大が期待できるため、写真機能のリニューアルに至りました。
【新機能について】
今回のリニューアルによって大きく3つの機能が追加されます。アプリ版は、最新版にアップデートしていただくことですべての機能をご利用が可能です。ブラウザ版に関してはお客様によるアップデート作業は不要で、そのままリニューアル版をご利用可能となっております。
1. 黒板フォーマットの変更機能
今回のリニューアルによって、電子黒板のフォーマットを自由に変更できるようになりました。従来でもカスタマイズ黒板として、電子黒板の罫線や掲載する情報を変更できたものの、開発が必要なこともあり費用や時間において使いたい時にすぐに使えないという状況でした。そこで、機能として表計算ソフトのような操作感で自由に黒板のフォーマットを変更できるようにすることで、さまざまな工事にスピーディに対応できるようになりました。また、写真につく属性情報のラベル名称も変更できるようにしたことで、これまで出来なかった柔軟な使い方が可能となりました。
左:黒板フォーマット作成画面 右:作成できる黒板の一例
2. フォルダ管理機能
従来のPhotoructionでは、写真に付随した属性情報を用いた自動整理を推進してまいりました。一方で、土木工事ではフォルダ管理が必須なことに加えて、属性情報以外での整理のやり方に関しても当初から多くのご要望をいただいておりました。そこで、自動整理に加えてフォルダで管理できる機能を切り替えて使えるようにすることで、従来の使い勝手や利便性を確保しつつ、新しい使い方もできるよう対応いたしました。
3. 電子納品機能
国土交通省をはじめとした電子納品のファイル作成機能を追加いたしました。一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)が実施している信憑性確認(改ざん検知)機能に対応しているのはもちろんのこと、ブラウザ上から簡単に大容量となる電子納品ファイルを作成することが可能です。リリース時点では2つの基準に対応しており、今後はお客様からのご要望に応じて対応する基準を増やしていく予定となっております。
<リリース時点での対応基準>
工事完成図書の電子納品等要領(令和3年3月 国土交通省)
土木設計業務等の電子納品要領(令和2年3月 国土交通省)
<順次リリース予定の基準>
地方整備局(港湾空港関係)の事業における 電子納品運用ガイドライン 【工事編】(令和2年3月 国土交通省)
営繕工事電子納品要領(令和3年3月 国土交通省)
工事完成図書の電子納品要領(案)(平成31年3月 農林水産省)
設計業務等の電子納品要領(案)(平成31年3月 農林水産省)
工事記録写真等撮影要領 (平成29年7月 (株)高速道路総合技術研究所(NEXCO総研))
電子納品等運用マニュアル(令和2年11月 首都高速道路株式会社)
【Photoruction写真機能リニューアル記念ウェビナーについて】
2022年8月26日に写真管理に関する特別ウェビナーを実施いたします。今回のリニューアルの内容も含め、当社代表取締役の中島から工事写真やPhotoructionに関する情報をお話しさせていただきます。
タイトル : 工事写真のイマとミライ -Photoructionの新機能を活用した生産性向上-
開催日時 : 8月26日 17:00-17:50
申し込み : https://lp.photoruction.com/webinar_20220826
Photoructionの写真管理機能が大きくバージョンアップしました。背景には活用範囲の拡大、工事写真というデータの位置付け、電子納品基準の変更など様々なものがあります。今回の改修によってPhotoructionのみならず、建設生産における工事写真が今後どのように変化していくのかを当社代表の中島貴春よりご説明させていただきます。
<スケジュール>
■ここが変わった(変わる)工事写真!写真データを活用した新しい建築生産の可能性について(20分)
株式会社フォトラクション 代表取締役CEO中島貴春
■リニューアルした工事写真機能の使い方(15分)
株式会社フォトラクション ビジネス推進部 ソリューショングループリーダー 町田浩三
■質疑応答など(20分)
※内容は変更の可能性もございますので予めご了承ください
【株式会社フォトラクションについて】
建設業向けの生産性向上サービスPhotoructionを企画、開発、運営を行う。写真整理や書類作成、図面管理や数量拾い、検査帳票の作成など様々な業務をソフトウェアとAIの力で効率化・自動化する建設テックカンパニーです。
代表取締役:中島 貴春(ナカジマ タカハル)
本社所在地:東京都中央区築地5丁目4−18 汐留イーストサイドビル 6階
設立:2016年3月14日
資本金:1億円
事業内容:インターネットサービスの企画・開発・運営
URL:https://corporate.photoruction.com/