自動運転・ドローンが消え、 グーグルが去った街 キーサイド2.0のビジョン
グーグルの兄弟会社であるサイドウォーク・ラボが計画した「スマートシティ」が頓挫した街は今、まったく新しい計画「キーサイド2.0」を進めている。コンセプトは、市民が住みたくなる街づくりだ。
CO2「排出削減」では不十分、「除去」が避けられない理由
地球温暖化が危険なレベルに達するのを防ぐために、二酸化炭素の除去はもはや必須となりつつある。だが、二酸化炭素の除去に頼りすぎると、本来なすべき二酸化炭素の排出量削減に悪影響を及ぼしかねない。
金持ち自慢も禁止、中国政府がライブ配信の規制強化で新規範
収益性の高いライブ配信ビジネスは、中国の新たな検閲の波における最新のターゲットとなった。
東北大、可視光の80%を通すほぼ透明な太陽電池を開発
東北大学の研究チームは、可視光透過率が約80%で、肉眼でほぼ存在が認識できないレベルの高透明太陽電池の開発に成功した。さらに、ナノスケールデバイスを1平方センチメートルに大規模集積することにより、実用デバイスを駆動できるレベルの電力(420ピコワット。ピコは10のマイナス12乗)を発電できることを実証した。
AI研究のエネルギー効率が、大幅に向上するシンプルな方法
大量の電力を使う深層学習モデルの訓練において、クラウド・サービスの設定を変更するだけでエネルギー消費量や排出量を削減できるという研究が発表された。ただ、実際には手間暇かけてそれを実践する研究者は少ない。
環境保護庁の排ガス規制は越権、最高裁判断で米気候政策に暗雲
米国最高裁判所は6月30日、二酸化炭素排出量を規制する米国環境保護庁の権限を、大きく制限する判決を出した。気候変動が進む中で、米国の気候政策が後退する可能性がある。
太陽光の発電効率を3割向上、京大が半導体接合の新手法
京都大学の研究チームは、多接合太陽電池で使われる半導体を、波長変換材料を挟んで接合する方法を新たに開発した。この技術を使って複層型の太陽電池を試作したところ、電流が2割程度、発電効率が3割程度増大したという。
大腸がん再発のメカニズムを解明、再発予防に光明=慶應大
慶應義塾大学の研究チームは、大腸がんの増殖を司るヒトの「がん幹細胞」が化学療法後も死滅せず、再燃・再発につながるメカニズムを初めて解明した。大腸がんの生命予後を決めているがんの再燃・再発に着目した新しい治療法の開発につながる可能性がある。

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