noco株式会社、クラウド顧客獲得ツール nocoセールスの提供開始
noco株式会社
営業の人材不足に直面している組織でも、短いサイクルで効率的な営業活動「ファストセールス」を実現
noco株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役:堀辺 憲、以下noco)は7月5日、営業資料やホワイトペーパー、製品カタログなどのPDFファイルをアップロードするだけで、顧客とURLによる資料の共有ができ、資料の閲覧分析や資料上から直接、チャットによる接客ができるクラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」(https://noco.sale)の提供を開始したことをお知らせいたします。
■ 複雑で負担の大きい営業プロセスとDXの課題
国内の就業人口において、営業職および販売従事者は約10%以上※を占めていますが、インターネットテクノロジーの進化やソーシャルメディアの普及といった環境の変化、労働生産性の向上など働き方改革に対する機運の高まり、新型コロナウイルス感染症によるテレワークやリモートワークなどオンラインによる内勤型の営業活動へのシフトを背景に、営業職の内容と役割が大きく変化し始めています。
また、営業職の業務範囲は実に広く、見込み顧客のリストアップから顧客へのアプローチ、ヒアリング、提案、見積書作成、納品、カスタマーサポートなど、見込み顧客の集客から獲得、その後のリテンションに至るまでをひとりの営業職が担うケースが多く、営業プロセスにおいて時間とコストがかかっています。
営業職の負担軽減のため、営業組織におけるデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)の推進が急務ですが、民間企業による日本の営業に関する意識・実態調査※によると、「DXを担う人材の教育が難しい・ 人材の確保が難しい」「DXを実現する上で、社員のデジタルリテラシーが不十分である」など、DX人材の確保や教育の課題に直面しています。そのため、営業のリソースが不足している組織において、デジタルリテラシー問わず、誰でも簡単に利用でき、短期間で効率的に顧客を獲得するツールが求められています。
■ 「ファストセールス」を実現するnocoセールス
クラウド顧客獲得ツール nocoセールスは、営業資料や製品カタログ、会社案内などのPDFファイルだけで、オンラインによる集客と接客、顧客管理をワンストップで実現するクラウドサービスです。
従来、PDFファイル化された営業資料やホワイトペーパー、製品カタログ、会社案内を顧客に送付する場合は、メールによるファイル共有を行う必要がありました。nocoセールスではPDFファイルをアップロードすると、資料閲覧のURL※が作成されるため、URLを顧客と共有するだけで、パソコンやスマートフォン、タブレットで閲覧できます。
そのため、資料ファイルのダウンロードやファイル保管などの手間やコストがかかりません。また、PDFファイルを共有するだけでは開封の有無やどのページをどれくらい閲覧したのか把握することは困難でしたが、nocoセールスによる資料共有では、顧客がどの資料をどれくらい閲覧しているかが分かる閲覧分析機能や資料上での行動履歴に応じた自動通知機能により、顧客毎の興味や関心をリアルタイムで把握でき、短期間でロイヤルティの高い顧客を絞り込むことができます。
資料を閲覧している顧客に対して、チャットによる営業アプローチが行えるほか、日程調整ツールと連携することで、資料上で商談に関するアポイントの設定が行えるなど、効率的な顧客獲得を実現します。さらに、会社名や担当者名、連絡先をはじめ、顧客とのチャットメッセージ、顧客に対するメモなど、顧客カルテとして情報を集約できます。
利用料金は、毎月0円で利用できる無料プランと、月額料金15,000円(税別)のエントリープラン、月額料金30,000円(税別)のスタンダードプランを提供し、2022年度に500社の導入を計画しています。nocoセールスは、営業の人材不足に直面している組織でも、短いサイクルで効率的な営業活動、「ファストセールス」を推進するため、今後も顧客獲得に寄与するさまざまな機能の提供を予定しています。
■ nocoセールスの主な機能
1|PDFファイルの資料をURL共有、チャットによるクイックな接客を実現
営業資料やホワイトペーパー、会社案内などのPDFファイルをアップロードするだけで、オンラインで閲覧できる資料に変換。URLのテキストを共有するだけで、資料をパソコンやスマートフォンなどの端末に依存することなくブラウザで閲覧できます。閲覧者がPDFファイルをダウンロードする手間やコスト、ファイルが展開できないなどの問題を解決します。
また、資料の表示画面にチャット機能を搭載しているため、顧客は資料を閲覧しながらその場で、質問・お問い合わせといったチャットによるコミュニケーションが可能です。電話やメールよりも素早く、カジュアルに接客できるため、効率的な営業対応ができます。
2|資料にポップアップバナー・商談アポイントを自動で表示し、自動で営業機会を創出
資料上に、イベントやキャンペーン情報の案内をポップアップ形式のバナーで自動表示する機能や日程調整ツールとの連携により、顧客に対して商談機会を促すアポイント機能を搭載。資料の閲覧者に対して、さまざまな営業機会を創出します。
3|資料の閲覧状況をリアルタイムで通知
資料の開封や閲覧状況、行動履歴、チャットメッセージをリアルタイムで通知するため、興味関心が高い顧客に対して素早く、適切な接客が可能です。
4|資料の閲覧状況や行動履歴をグラフとデータで表示
資料ごとに、どのページを何回・何時間くらい閲覧されているかをビジュアルで表示。資料毎の利用状況をはじめ、どの顧客がどのページに記載されているコンテンツに興味や関心があるのかを把握できます。また、各ページの閲覧状況から、コンテンツの改善や資料改訂の判断にもつながります。
5|営業資料やホワイトペーパーをまとめた資料専用サイトをノーコードで作成
複数の営業資料やホワイトペーパーをまとめた資料専用のウェブサイトが、エンジニアやデザイナーによる製作コストを必要とせず、誰でも簡単にノーコードで作成できます。作成した資料サイトは自由に公開できるほか、特定の顧客だけに限定した共有も可能です。
|参照資料
独立行政法人 労働政策研究・研修機構「職業別就業者数」
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/chart/pdf/21g0006.pdf
Hubspot Japan株式会社「日本の営業に関する意識・実態調査2022」
https://www.hubspot.jp/hubfs/Press%20Release_HubSpotJapan_JP_State_of_Sales2022_20220216.pdf
※URL・・・インターネット上のWebサイトやファイルの位置や情報などのリソースを示すもの
|noco株式会社について
noco株式会社は2017年に、創業者の堀辺 憲によって誕生しました。「働く人たちが、いきいきと活躍できる社会を創る」をブランドプロミスに掲げ、働く人と組織をエンパワメントするため、デジタルワークプレイスツールの開発・提供を行っています。2020年にマニュアル&ナレッジ管理アプリ「toaster team トースターチーム」(https://toaster.how)、2022年にクラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」(https://noco.sale)をリリース。製造業やサービス業、IT・情報通信業、建築・不動産業、金融業など、さまざまな業界で導入されています。2020年10月にシードラウンドとして総額7500万円、2022年1月にCoral Capital、Headline Asia、アプリコット・ベンチャーズを引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行により、総額1億3,000万円の資金調達を実施しています。
|会社概要
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