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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第338回

アレルギー検査を受けてみたら、まさかの猫アレルギーが発覚!

2022年07月03日 17時00分更新

文● むきみ(@TK6506) 編集● ASCII

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ハウスダストなどはクラス2

 クラス1の疑陽性だったのがヤケヒョウダニ、イヌ(皮屑)、ガの3種類です。

 ヤケヒョウダニはアレルゲンの中でも1、2を争う原因物質で、アレルギー性鼻炎の特異的IgE抗体陽性率は6割を超えるとのこと。体長0.5mmにも満たない小さなダニで、布団や絨毯などに入りこみ、フンや死骸がアレルゲンになるそうです。

 犬は1歳の誕生日にコッカースパニエルをもらって以来、大人になるまで必ずそばにいたんですが、もしかするとアレルギーがあったのかもしれません。皮屑は「ひせつ」と読み、フケのことです。ガは鱗粉がアレルゲンになるとのことでした。

 クラス2はハウスダスト1とハンノキ、シラカンバ、ゴキブリ。ハウスダストはよく聞きますが、これはダニやカビ、花粉、繊維、ヒトや動物の皮膚片などさまざまな物をひっくるめた細かいチリです。検査試薬の製造会社の違いでハウスダスト1と2があって、View39ではハウスダスト1だそうです。

 シラカンバは白樺のこと。ハンノキもシラカンバもカバノキ科の落葉樹で、花粉の飛散はハンノキが1月末から5月頭、シラカンバが4月から6月頭といった感じです。

 ゴキブリは死骸やフンがアレルゲンになります。「あんまり触ることはないですよね(笑)」と言われましたが、うちではめったに見かけないので気にしなくても大丈夫かも。

なんとネコちゃんがクラス3に!

 問題はここからです。クラス3の5種類です。スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリの植物群はいいとして、なんとネコ(皮屑)が!

 3年前に生まれて初めて保護猫を飼い始め、去年の年末からは2匹目もお迎えしたばかりだというのに……。まぁでも猫そのものではなく皮屑なので、掃除をちゃんとやれば大丈夫と思うことにします。

 春先は目はカユカユ、くしゃみ出まくりでまさに花粉症なんですが、対象となるスギ、ヒノキは思ったほどの数値ではありませんでした。クラス5や6かと思ったのに、3は5段階ある陽性の下から2番目です。花粉の飛散はスギが2月から4月、ヒノキが3月中旬から5月初旬といったところだそうですが、スギは10月から12月にもゼロではないんですね。1年の半分は花粉が飛んでる感じです。

 花粉症の王様スギ・ヒノキより数値が高かったのが、カモガヤとオオアワガエリの2種類です。どっちも聞いたことのない名前だったんですけど、カモガヤはオーチャードグラス、オオアワガエリはチモシーと知って、ああ! と。ウサギを飼っていた時にごはんとしてあげていたイネ科の牧草です。

 初夏の頃、世間の人の花粉症が治ってきたあたりから、いつも本格的にひどくなる気がしてたんですよね。花粉のピーク時期は4月から9月らしいので、まさにこれ。この2つが原因なのでしょう。飛散距離は短いそうなんですが、道端に生えていることもあるらしいので、バッチリくらっているんだと思います。

アレルギー体質の数値はまあまあです

 検査結果はもう一つあります。それが右上にあるIgE RISTという項目です。

IgE RISTも基準値越え

 IgE RASTがアレルゲンごとの特異的IgE抗体の値を計測するのに対し、RISTの方はアレルゲンを問わず血液中のIgE抗体の総量を測ります。アレルギー体質のチェックっていう感じですかね。基準値の170IU/mLに対して271.5ということは約1.6倍になりますが、このぐらいなら特に問題はないみたいです。

 報告書の一番下にはイラスト入りで推定されるアレルゲンが記されていました。

イラスト入りでアレルゲンがザックリ分かります

 アレルゲンの可能性が高いものが+、低いものがーで、+はイネ科植物、樹木花粉、動物、室内塵、昆虫。この結果からすると、外に出る時は基本的にマスクをし、室内はこまめに掃除するっていうのがよさそうです。

 今回の検査では接触系がラテックスだけだったので、金属や樹脂なんかも知りたくなってしまいました。模型作りでエポキシパテとか使うんだけど、実はアレルギーだったりするのかしら。

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