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さわってわかったLINE WORKS 第86回

LINE WORKSのトークを「BONX WORK」で自動で読み上げ! 現場の働き方をDXする

2022年07月20日 10時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水

提供: ワークスモバイルジャパン

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 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第86回は、LINE WORKSのトークを「BONX WORK」で自動で読み上げる方法について解説する。

LINE WORKSのトーク内容を音声で送信してコミュニケーション

 飲食店ではスタッフ間のコミュニケーションにトランシーバーを使うことが多い。店舗の営業時間外ではビジネスチャットを利用していても、店頭で接客や調理を行なっている時は、なかなかスマホを見る機会がないためだ。筆者が働いている原価BARでも一般的なトランシーバーを使っている。しかし、会話しかできないので、接客中などはトランシーバーに出ることもできないという課題もある。

 また、LINE WORKSは様々なサービスと連携し、多種多様な情報が集約されてくる。例えば、エッジソリューション「Gravio」と連携し、センサーが取得した情報をLINE WORKSに自動投稿できる。「CO2濃度が高くなったらLINE WORKSに換気指示のアラートを送る方法」で紹介したように、センサーが設置された個室のCO2濃度が基準値を超えたらトークで通知してくれるのだ。

 しかし、その情報は現場で働いているスタッフには伝わらず、せっかくのデータが滞ってしまう。誰か手が空いている人がLINE WORKSを見て、トランシーバーで伝えればいいのだが、それでは業務改善にならない。そこで今回チャレンジするのが、LINE WORKSと「BONX WORK」の連携だ。

 グループトークソリューション「BONX WORK」は「BONX Grip」や「BONX mini」「BONX BOOST」といった専用ハードウェアとスマホアプリを接続し、チーム全員でトランシーバーのようにコミュニケーションできるツールだ。しかもインターネットを介しているので、電波の届く範囲を気にする必要はない。なんなら別拠点の人ともコミュニケーションできる。ハンズフリーモードもあるので、調理中のスタッフでも会話が可能だ。

「BONX WORK」のサイト。

 LINE WORKSと「BONX WORK」を連携させることで、トークルームに送信されたトークの内容を「BONX WORK」に音声として送信できるようになる。

 例えば、CO2濃度が一定値を超えたなら「個室1を換気してください」とトークを送ればいい。スタッフには音声に変換されて伝わる。原価BARでは「Gravio」のシングルスイッチをテーブルの呼び鈴として利用しているが、この通知も「1卓がお呼びです」とトークを流せば、全員に音声で聞こえるようになる。

「BONX Grip」を装着したところ。15gと軽いうえ、生活防水に対応する

設定は簡単。設定したらすぐ使えるのも便利

 まずは、「LINE WORKS Developer Console」を開き、「Bot」から「登録」をクリック。「Bot名」はわかりやすい名前を、「説明」には何でも良いので説明を入力する。新しい「API2.0」に対応しているので、「API Interface」は「API2.0」を選択。「Callback URL」をオンにしてURLを入力。メンバーが送信可能なメッセージタイプは「テキスト」を選択し、「複数人のトークルームに招待可」にチェックを入れ、担当を指定すれば準備完了。

 LINE WORKSの管理者画面の「サービス」から「Bot」を開き、作成したBotを追加。Botの修正画面から「公開設定」をオンにすればいい。読み上げるトークが投稿されるトークルームに作成したBotを招待しよう。

マニュアルに従って、Botの設定を行なう

Botを追加したら公開設定をオンにする

 「BONX WORK」アプリをダウンロードし、「BONX Grip」をセットアップ。トークルームに接続し、右下の「…」メニューから「メッセージを読み上げる」スイッチをオンにすれば受信できるようになる。

 試しにトークを送信したところ、数秒で音声が流れた。「1番卓がお呼びです」と書いたのだが、きちんと読み上げてくれた。設定さえ完了すれば、Botを招待したグループを作るだけなので、手間はかからない。

「BONX WORK」アプリをセットアップ

トークルームに入り、「メッセージを読み上げる」スイッチをオンにする

トークルームに送信する

「BONX Grip」から音声が流れた

 やはり、自動で音声が流れるのはありがたい。接客をしている途中でも、来客があったことや呼び鈴が押されたこと、換気が必要なことがすぐにわかる。口頭で話して周りのお客さまなどに聞かれたくない内容を送信する際にも役立つ。もちろん、従来通り従業員同士の会話もできる。

 必要な情報をリアルタイムに音声で受け取れるのはとても便利だ。ある介護現場では、既に連携を活用している。例えば、事務所にご家族の方からの面会の連絡を、事務スタッフがLINE WORKSのトークに入力すると、現場スタッフはBONX WORKのテキスト読み上げ機能を使い、自動音声でLINE WORKSのトークの内容を耳から受け取る仕組みを作っている。介護施設はもちろん、とっさに端末を取り出すことができない病院や建築現場などでも活用してくれるだろう。

 設定は簡単すぎて、すぐに利用できてしまうが、それで得られるメリットは大きい。LINE WORKSのトークを音声で受け取りたいと考えている会社は「BONX GRIP」との連携を試してみてはいかがだろうか。

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