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G-Master Hydro Z690 Extreme/D5の性能をチェック

RTX 3090 Ti&12900KSのデュアル水冷PCが期間限定で64万円台!?ならば性能を見てみよう

2022年06月27日 11時15分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ

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 サイコムの「G-Master Hydro Z690 Extreme/D5」は、高性能なCPUやGPUをフル活用するためのデュアル水冷PCだ。第12世代Coreプロセッサー(以下、第12世代Core)は、360mmの巨大ラジエーターを搭載する「Celsius S36」で強力に冷却。高性能なGeForce RTX 30シリーズは240mmラジエーターの「Hybrid GFX 240mm LCS」を用いて、独自に水冷化を実現している。

 前回は、外観や仕様、内部構成を中心に紹介したが、今回は性能面を見ていこう。

サイコムのデュアル水冷PCのフラッグシップモデル「G-Master Hydro Z690 Extreme/D5」。標準構成の直販価格は46万3860円~(配送料込み)

G-Master Hydro Z690 Extreme/D5
標準構成の主なスペック 試用機の主なスペック
CPU インテル「Core i9-12900K」(16コア/24スレッド、最大5.2GHz) インテル「Core i9-12900KS」(16コア/24スレッド、最大5.5GHz)
CPU
クーラー
Fractal Design「Celsius S36 FD-WCU-CELSIUS-S36-BK」(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASUS「ROG STRIX Z690-F GAMING WIFI」(インテルZ690、ATX)
メモリー 16GB×2、DDR5-4800<メジャーチップ・JEDEC準拠品>
ストレージ Crucial「P5 Plus CT500P5PSSD8」(500GB M.2 SSD、PCIe 4.0、システムドライブ) Crucial「P5 Plus CT1000P5PSSD8」(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0、システムドライブ)
ビデオカード NVIDIA「GeForce RTX 3070」(8GB GDDR6)+Asetek「740GN」(簡易水冷、240mmラジェーター)+Enermax「T.B.Silence UCTB12」(120mmファン)×2(サイコムオリジナル水冷仕様 ) NVIDIA「GeForce RTX 3090 Ti」(24GB GDDR6X)+Asetek「Hybrid GFX 240 LCS」(簡易水冷、240mmラジェーター)+Noctua「NF-A12x25 ULN」(120mmファン)×2(サイコムオリジナル水冷仕様 )
電源ユニット SilverStone「SST-ST85F-GS V2」(850W、80 PLUS GOLD) Cooler Master「V1000 RSA00-AFBAG1-JP」(1000W、80 PLUS GOLD)
PCケース Fractal Design「Define S2 Black TG」(E-ATX、ミドルタワー)
ケース
オプション
(なし) ARGB発光システム(LEDストリップ2本)
OS Microsoft「Windows 10 Home 64bit」
直販価格 46万3860円~ 70万5110円

 試用したモデルは標準構成から、CPUを「Core i9-12900KS」、SSDを「P5 Plus CT1000P5PSSD8」、GPUを「GeForce RTX 3090 Ti」、電源ユニットを「V1000 RSA00-AFBAG1-JP」にアップグレードしている。その中でも、CPUとGPUはいずれも現役世代の最上位なので、「最強」と言っても差し支えないコンビだ。

 Core i9-12900KSは16コア/24スレッド、最大動作クロックが5.5GHzのモンスターCPUだ。PC自作市場での単品実売価格は9万5000円前後とかなり高価だが、サイコムの「サマーキャンペーン」(2022年8月7日まで)では構成全体価格から2万円引きになる。つまり、期間限定ではあるが、今買うなら「Core i9-12900K」(単品実売価格7万8500円前後)よりもお得と言える。

サイコムのサマーキャンペーン

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