モトローラ・モビリティ・ジャパンが6月3日に発売したハイエンドのSIMフリースマホ「motorola edge30 PRO」を使ってみました。SoCにSnapdragon 8 Gen 1を搭載しており、価格はメモリー12GB、ストレージ256GBのモデルが8万9800円、8GB/128GBのモデルが8万6800円(いずれもMOTO STOREでの販売価格)。
モトローラは、昨年3月に折りたためる「motorola razr 5G」(SIMフリー版は17万9800円)を出しましたが、それを除けば、コスパに優れたミッドレンジモデルを中心に展開しています。motorola edge30 PROは、モトローラでは珍しい正統派のハイスペック機という印象です。
大画面ながら持ちやすいサイズ感
背面パネルの質感もリッチ
ディスプレーは約6.7型の有機EL。ベゼルは細めで、ボディー幅は約75.95mmに抑えられています。細いとは言えませんが、背面パネルのエッジ部が丸くなっていることもあり、手になじみやすく、アプリの起動や画面スクロールなど、基本的な操作は片手でもしやすいように感じました。
右側面に音量キーと電源キーを配置。電源キーには指紋センサーが搭載されています。底部にUSB Type-CポートとSIMスロットを搭載。nanoSIMを2枚装着でき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。なお、eSIMには非対応。microSDにも対応していません。ストレージ容量が128GBまたは256GBもあるので、microSDを使えなくても不便が生じることはなさそうです。スピーカーはディスプレー上部と底部に搭載。「Dolby Atmos」に対応し、スマホの内蔵スピーカーとしてはクリアな音質で聴けます。
背面パネルにはガラスを用いて、磨りガラスのようなサラサラとした手触り。カラーは「コスモブルー」の1色のみですが、深い青にも緑にも見える落ち着いた色で、光沢感もあり、さりげなく高級感をアピールできそうです。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ