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スマホを使うならプライバシーを守る意識は必須!

2022年06月17日 09時00分更新

文● せきゅラボ編集部

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スマートフォンには個人情報がいっぱい!

 電車の中や、市街地などで周りを見渡してみると、スマートフォンを手にしている人は多い。仕事でも趣味でも利用する機会は増えてきており、それだけ、スマートフォンで個人情報を扱うことも多くなっているといえる。

 SNSやネットショッピングなどの利用にあたって、我々は多くの情報を入力している。当然、スマートフォンのデータが侵害された場合、被害は大きなものとなる。プライバシーを守る意識を持ち、リスクには気をつけることの大切さは、オンラインでもオフラインでも変わらない。

 もちろん、信頼できるセキュリティソフトウェアをインストールしておくことは大事だ。もっとも、それだけでは十分ではない。

 たとえば、うっかり不正なアプリのインストールを許可してしまうと、サイバー犯罪者のハッキングを許してしまう可能性もある。公式のアプリストアを利用することを心がけ、非公式のアプリマーケットは利用を控えるようにしたい。

 また、仮想プライベート ネットワーク(VPN)を使えば、ネットワーク上のデータのセキュリティと暗号化を強化できる。予期せぬ個人情報の流出を防ぐのに有効だ。

 マカフィーでは、スイート製品「マカフィー トータルプロテクション」経由でVPN機能「セキュアVPN」が利用可能。同機能は「マカフィーセキュリティ」(Android版、iOS版)でも有償で提供されている。同機能は、スイート製品 「マカフィー リブセーフ」にも近日追加予定。VPNサービスに特化した「マカフィー セーフコネクト」という製品もある。

 スマートフォンは、悪意のある人間にとって、個人情報が詰まった“おいしい”ターゲットでもある。今日、スマートフォンを使う場合は、プライバシーを守る意識が必須といえる。

SNSの利用、パスワードの設定などにも気を配る

 その他にも、スマートフォンを利用するにあたり、プライバシーに関して気をつけたいことは多い。

 たとえば、誰もが当たり前に利用しているSNS。うっかり個人情報を公開しすぎてしまうと、不特定多数の人間にプライベートな情報を渡すことになりかねない。生年月日、住所、仕事、家族の名前などは、公開しないようにしよう。

 また、スマートフォンのアプリでよく使われる「位置情報」にも注意が必要だ。ここ数年、外出する機会が減った人も多いため、自宅、あるいは近所で撮影することが増えている。その写真をSNSに投稿した場合、EXIF(撮影条件に関する情報データを保存する規格)を参照することで、住んでいる場所を割り出されるリスクもある。

 多くの場合、位置情報に関しては、各アプリごとにオン/オフを切り替えられるため、設定をよく確認しておく必要がある。

 また、プライバシーを自分から明かすつもりがなくとも、不正なログインなどで、個人情報が危機にさらされる可能性がある。それを防ぐにはどうしたらよいだろうか。

 気をつけたいのはパスワードの使い回し。あるサービスで利用しているパスワードが流出してしまった場合、ほかのサービスでも同じパスワードを使いまわしていていると、それらにも不正アクセスされる可能性がある。

 生態認証、多要素認証などのテクノロジーを採り入れたパスワードソリューションも利用したい。ログインの際に、電話番号(SMS)などによる認証も必要になる「2段階認証」(ログイン認証)などを設定しておけば、セキュリティはより強固になる。

 また、コロナ禍で利用が増えてきたクラウドサービスやオンライン共有サービスにも注意が必要。設定の不備から、意図しない共有が発生してしまう可能性がある。自分のみならず、他人のプライバシーを守るためにも気をつけておきたい。

 今回はセキュリティを考えるための試みの紹介として、McAfee Blogから「インターネットセキュリティ対策用の保護スコア」を読んでほしい。(せきゅラボ)

※以下はMcAfee Blogからの転載となります。

インターネットセキュリティ対策用の保護スコア:McAfee Blog

マカフィーはお客様からこのような質問をよくいただきます。良い質問ですが、今までははっきりとした回答をすることができず、推奨事項の提案にとどまっていました。たとえば、ウイルス対策だけでなく個人情報保護やプライバシー保護を含むオンライン保護対策をご提案したり、多要素認証の使用といった安全上のベストプラクティスをご紹介してきました。しかし、もっとシンプルで簡単な方法を使って、お客様に身を守る方法をお伝えできないかと考えるようになりました。

最近の調査で、オンラインセキュリティが一般ユーザにとってどれほど重要なものかが明らかになりました。74%の一般ユーザがオンライン上で自身の情報を保護することに不安を感じており、57%の一般ユーザがオンライン上の個人情報の管理を強化したいと考えています。また、パンデミックが始まってからオンラインで安全ではないと感じている一般ユーザの割合は、パンデミック以前の29%から47%に増加しました。端的に言えば、一般ユーザは未だかつてないほどオンラインでの安全性を意識しており、保護対策を行うために積極的な役割を果たしたいと考えているのです。

そこで新しいアプローチ - セキュリティスコア(保護スコア)の登場です。

セキュリティスコア(保護スコア)とは何でしょうか?

この図は、クレジットスコアやフィットネススコア、睡眠スコアなど、生活におけるさまざまな側面を可視化・定量化しています。

セキュリティスコア(保護スコア)は、パーソナライズ化されたお客様のオンラインセキュリティを評価する指標です。スコアが高ければ高いほど、オンライン上での安全性も高いことを意味しています。スコアはセキュリティの脆弱性を提示し、それらを簡単なステップバイステップの手順に従って、修正する方法をお教えします。また、設定されていない機能についてもお知らせするため、保護機能を最大限に活用することができます。

セキュリティスコア(保護スコア)は、
お客様がオンラインセキュリティを理解して、対処策を講じるためのシンプルな方法です。

セキュリティスコア(保護スコア)の開発にあたってマカフィーが考えていたことは、お客様が自分自身の身を守り、契約を最大限に活用できるようにする、シンプルなソリューションを提供するということでした。また、個人情報やプライバシー、デバイスの保護対策ためのセキュリティヒントを提供しながら、同時にお客様のオンライン習慣の改善も促したいと考えていました。次のようなことが、誰にでも簡単にできることを目指しました。

 ・弱点の保護対策 - パーソナライズ化されたフィードバックにより、セキュリティを改善し、データ侵害に対処できます。
 ・オンラインでの安全性を確認 - リアルタイムな評価でオンライン保護の強度を測定します。
 ・簡略化された保護機能 - シンプルな指示により、保護機能を簡単に設定できるので製品を活用できます。
 ・契約を最大限に活用 - マカフィーセキュリティが十分に活用されているか確認するために、未設定の機能があればお知らせします。

セキュリティスコア(保護スコア)を
改善するにはどうすればよいでしょうか?

セキュリティスコア(保護スコア)の概要をご説明しましたので、どのような仕組みになっているのかを実際に見てみましょう。スコアは、マカフィーの保護対策の設定状況、安全上の推奨事項に基づくセキュリティの強化、アイデンティティ保護による個人情報の安全なモニタリングなど、いくつかの項目に基づいて算出されます。

たとえば、個人情報がデータ侵害で流出した場合はスコアが下がる可能性があります。しかし、このような場合でも、簡単な修復手順に従ってスコアを改善できます。修復手順が完了するとスコアは再び上昇し、オンライン上の保護が強化されているのだとはっきりと分かります。

スコアが満点であっても、完全に安全であることを意味するわけではありませんが、リスクの防止や管理などの観点で適切に対処されていることを示しています。

なぜ、セキュリティスコア(保護スコア)を
考慮しなくてはいけないのでしょうか?

セキュリティスコア(保護スコア)は、安全性の度合いをひと目で確認する最適な方法です。さらに、スコアを改善することで、マカフィーが提供している様々な保護対策機能によって、お客様のオンライン生活が守られているのだと確認できます。たとえば、契約をしているジョン・スミスさんは、スコアを参照することで自分がとても安全な状態であると確認できます。しかしながら、スコアはまだ満点ではなく、改善するためにできることがあります。今回のケースの場合、ダークウェブモニタリングにメールアドレスと電話番号を追加することが、個人を特定できる情報を保護する重要なステップです。

セキュリティスコア(保護スコア)はどこで確認できますか?

セキュリティスコア(保護スコア)は、あらゆるデバイスの任意のブラウザーから簡単にアクセスできます。*このため、どこにいてもガイダンスを確認し、スコアを改善するための対策がとれます。当社のセキュリティスコア(保護スコア)はサイバーセキュリティ業界で初の試みですが、これだけに留まりません。マカフィーは、よりパーソナライズされた使いやすさを提供しながら、お客様が確実に保護されていることを実感しながらオンライン生活を楽しめるように、今後も継続して機能を改善していきます。

*セキュリティスコア(保護スコア)は現在、米国、カナダ、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、日本、英国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアで利用可能です。

※本記事はアスキーとマカフィーのコラボレーションサイト「せきゅラボ」への掲載用に過去のMcAfee Blogの人気エントリーを編集して紹介する記事です。

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