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ファーウェイ通信 第171回

資料チェックやメモ書きなど、ビジネス用途で活躍! もちろん電子書籍にも便利

見やすさ抜群のE Ink採用のタブがファーウェイから登場! 「HUAWEI MatePad Paper」レビュー

2022年05月31日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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HUAWEI MatePad Paperの独自性をチェック!
付属の「HUAWEI M-Pencil 2」によるペン入力も利便性が高い

 では、ここからはHUAWEI MatePad Paperの具体的な特色を見ていこう。まずはディスプレーだが、モノクロ表示の10.3型E Inkパネルを搭載。画面そのものが発光するわけではないため、目に優しく、長時間表示を見ていても疲れにくいのは前述したとおりだ。

画面サイズの割に額縁が狭く、本体サイズが抑えられている

 また、3辺が等間隔で6.5mmの狭額縁ベゼルとなっており、画面占有率は約86.3%。解像度は1872×1404ドット(227ppi)と一般的なノートPCなどと比べても高精細なので、小さめのフォントで日本語、特に画数が多い漢字を表示しても詰まることなく、読み進められる。サイドライトも搭載しており、消灯した寝室や飛行機内でも快適に利用可能だ。

反射型ディスプレーで明るい場所では特に強味を発揮するが、サイドライトもあるので暗い場所でも問題無く見ることができる

 大画面を搭載しながら、E Inkの採用により薄くて軽いのも特長だ。本体の厚みは約6.65mm、重量は約360g。たとえば同クラスの画面サイズのタブレットと比べても100g程度軽いのは実用上でとても大きい。また、左側の長辺には背表紙があり、持ちやすい形状になっている。通勤の電車内などで、片手で持ち続けても苦にはならないはずだ。

 デザインはシンプルでありながら、マグネシウム合金製のフレームがプレミアム感を漂わせる仕上がり。本体背面と背表紙部分には、上品なヴィーガンレザーが採用されており、手にやさしくなじむ。本体カラーはブラックのみ。マグネット式で脱着の手間が少ない保護カバーが標準付属する。

背面はヴィーガンレザーにより、手触りがよく、それでいて滑りにくい

背面をアップにしたところ。シボのような凸凹があることがわかる

磁石でくっつく専用のカバーが付属。ペンも固定できるようになっている。なお、ペンは右側面にやはり磁石でくっつく

 スペックも充実している。CPUは6コアの「HUAWEI Kirin 820E」(2.2GHz)を搭載し、アプリの起動なども快適。バッテリー容量は3600mAhで、急速充電にも対応する。ネットワークは、最新のWi-Fi 6に対応。ファーウェイ端末ではおなじみの指紋認証センサーと一体化した電源ボタンも搭載している。

本体上部には指紋センサー一体型の電源ボタンが。

本体にカバーを着けていないときは、ペンは磁石で右側面に付く

 製品には、スタイラスペンの「HUAWEI M-Pencil 2」が標準付属し、ペン入力に対応するのも重要なポイントだ。HUAWEI M-Pencil 2は4096段階の筆圧感知に対応し、紙に書くような感覚で手書きメモやスケッチができる。持ち運ぶ際には、HUAWEI MatePad Paperの側面にマグネットで吸着させられるので、紛失の危険性が減るのもうれしい。

 なお、HUAWEI MatePad Paperはマイクを4基搭載しており、音声メモも便利だ。独自のアルゴリズムを採用することで、音声をクリアな音質で録音可能。小さな声を自動的に増幅する技術も採用されており、5メートル離れたところからの音声もしっかりと集音するという。会議中に録音しながら、手書きメモを残すといった使い方にも対応してくれる。

本体上面に搭載されたマイク。残りの1基はスピーカー開口部に搭載されている

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