障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ「家族システムへのアプローチ」
特定非営利活動法人NPO人材開発機構
~障がい福祉サービス施設向けeラーニング「サポカレ」5月配信コンテンツのご案内~
障がい福祉サービス施設で働く支援員のためのeラーニング「サポーターズ・カレッジ(サポカレ):https://live-learning.jp/」を運営するNPO人材開発機構(理事長:水谷正夫、本社:東京都新宿区)は、新たな研修コンテンツを制作いたしました。
概 要
障がい福祉サービス施設で働く支援員のためのeラーニング「サポーターズ・カレッジ(サポカレ)」、5月の配信コンテンツは「家族システムへのアプローチ(https://live-learning.jp/post-kougi/01220500/)」です。
利用者の一番身近な存在であり、支援におけるキーパーソンが「家族」といえます。支援過程において、利用者とともに家族とどのように関わっていくかは非常に重要といえ、特に問題が複雑化しているケースでは、家族の協力を得ながら支援を行う必要があると思います。
本講義では、家族コミュニケーションの仕組みなど「家族システム」について考え、家族が持つ力を活用してどのように利用者支援に結び付けていくか、といった家族療法的視点を解説していきます。また、事例を通して家族療法の効果を検証していきます。ぜひ、ご視聴ください。
講 師
講師:西田 崇大 一般社団法人あすぽ 代表理事
新コンテンツより
◆第1回「家族療法の概論」
家族療法の概論を講義するとともに実践にあたっての重要な視点について解説していきます。また家族療法の技法として「空想とイメージに関する技法」やジェノグラム・エコマップなどに代表される「ソシオメトリックな技法」について説明します。
◆第2回「家族療法で使用される技法」
家族療法の技法としてジョイニングなど「構造への働きかけに関する技法」、行動療法的視点を取り入れた「行動変容の課題に関する技法」、リフレーミングや治療的ダブルバインドを活用した「パラドックスに関する技法」について解説していきます。
◆第3回「事例から学ぶ家族療法的アプローチ」
事例を通して具体的に家族療法的アプローチを解説していきます。家族間で複雑に絡み合う課題に対して、支援者の働きかけでどのように対象者が変容していったのかを見ていきます。
→「家族システムへのアプローチ」はこちら https://live-learning.jp/post-kougi/01220500/
制作担当者からのコメント
今回の講義の中で、「円環的因果関係」というものが印象に残りました。我々は何か問題が行った際に、その原因を追究しようと考えます。しかし、短絡的な因果関係の追究は、講義から引用すると「一方的・直線的な因果関係」になりがちです。そこで、システム全体が相互作用をし合う関係性、つまり、「円環的因果関係」を注意深く見ていく必要があるとのことでした。
これは、直接的に関係のないと思われる問題を解決することによって対象としていた問題の解決につながる、ということを意味すると思います。支援者の言動が対象者・家族に重要な影響を与えると改めて感じました。ぜひ講義を参考に日頃の支援に役立てていただければと思います。
→「家族システムへのアプローチ」はこちら https://live-learning.jp/post-kougi/01220500/
【サポーターズ・カレッジの概要】
「サポーターズ・カレッジ(サポカレ)」は、障がい者支援施設で働く新人~施設長・経営層までのすべての職員を対象としたオンライン研修サービス(eラーニング)です。毎週配信される「15分で学べる『Web講義』」と、インターネット会議システムでつながりを通じて多様な法人、施設の職員が学び合う『Liveゼミ』を中心に、障がい者支援施設における計画的な人材育成、そして全国の障がい者支援施設で働く人たちの「働きがい」×「支援力」の向上を目指します。
利用方法
毎週配信されるWeb講義は、年間受講料165,000円(税込)で何回でも何名でも受講し放題です。一般的なeラーニングと異なり1名あたりの受講料は不要。同じ施設にいる方は、何名であっても受講可能ですので、常勤・非常勤など、雇用形態に関わらず、すべての職員のみなさまにご受講頂け、パソコンやタブレット、スマホから視聴可能です。
また、5施設までは追加料金無しでご利用頂けますので、財政規模、職員数など、法人の大小に関係なく、職員の方達へ教育機会を提供頂けます。
※6事業所以降は追加で年間11,000円(税込)/事業所となります。
※ご契約時の際、初期登録費11,000円(税込)がかかります。
→「サポーターズ・カレッジ」はこちら https://live-learning.jp/
NPO人材開発機構について
NPO人材開発機構は、障がい者支援施設で働く職員のみなさまが支援の現場に居ながらにして、支援の現場で求められる知識やスキルを高め、障がい者福祉のミッションを深めていく機会を提供することを通じて、一人一人の職員の方達の「働きがい」や「仕事への誇り」を醸成し、業界全体のサービスと社会的ステイタスの向上を目指しています。また、企業の障がい者雇用にも貢献していくことを目指しております。「サポーターズ・カレッジ(サポカレ)」の趣旨にご理解とご賛同を頂き、多くの法人、施設の方達にご参加頂けますようご案内申し上げます。
【会社概要】
団体名:特定非営利活動法人NPO人材開発機構
所在地:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-4 結城ビル4階
代表者:理事長 水谷 正夫
設立:2000(平成12)年5月(東京都認証)
Tel: 03-5206-7831
Fax: 03-5206-7883
URL:http://www.npo-jinzai.or.jp/
事業内容:福祉サービス第三者評価事業、ソーシャルネットワーク事業、ライブラーニング事業(障がい福祉サービス施設向けeラーニング)
資格証明:東京都福祉サービス評価推進機構「福祉サービス第三者評価機関」(機構02-005 )
●サポーターズ・カレッジ
URL:https://live-learning.jp/
製作・運営協力/株式会社ラーニングスクエア(https://learning2.co.jp/)
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:特定非営利活動法人NPO人材開発機構
TEL:03-5206-7831
Email: jinzai@live-learning.or.jp