アスキーチャンネル新作動画
<酒! 刺身!! 自動運転!? 豊洲街びらきレポ>
2022年4月15日、豊洲6丁目に都市型リゾートホテル「ラビスタ東京ベイ」がプレオープン。交通広場「豊洲MiCHiの駅」、オフィスビル「メブクス豊洲」と合わせて構成される清水建設の複合開発街区「ミチノテラス豊洲」がついに本格開業を迎えた。ゆりかもめ市場前駅、豊洲市場とも直結した豊洲の新たなランドマーク。デジタル時代のスマートシティ、そして人口減少や災害対策を見据えた次世代型まちづくりのモデルケースになることが期待されている。
16日には盛大な「街びらき」イベントが開催され、新鮮な海産物や青果等を集めた「豊洲場外マルシェ」や、食事を提供するキッチンカーが展開。来場者で大にぎわいとなった。新たに披露された桟橋からのミニクルーズ、清水建設技術研究所が開発した未来の送迎サービス実証など、交通拠点としての未来を感じさせる場面もあるイベントだ。
いよいよ街びらきと聞いてやってきたのは、これまでもミチノテラス豊洲を取材してきたアスキー総合研究所の遠藤諭。今回はおいしいものと聞いてアスキーグルメ担当のナベコも駆けつけた。キッチンカーで調達したおいしいお酒でほろ酔いになりながら、ミチノテラス豊洲の魅力を漫才のように紹介していくレポート動画はYouTubeで視聴できる。
ここでは2人が楽しんだイベントの模様を写真で振り返ってみよう。
地域の魅力を紹介するマルシェ
最初に向かったのはマルシェスペース。
新鮮な青果に加え、冷蔵ショーケースでマグロなどの鮮魚が売られていたのは豊洲ならでは。泡を吹くカニに驚いている来場者もいた。
他にもチーズ、お香、お酒など様々なお店が並ぶ中、目を引いたのは各地の出店だ。
島根県浜田市など地域のブースが軒を連ね、野菜や地元の名産品を売っていた。北海道・苫小牧のブースでは、名物のほっき貝を使ったカレーなどを来場者が珍しそうに眺めていた。
工芸体験ブースには山形県新庄市、愛媛県大洲市などが出店。北海道上士幌町はかわいい木彫りの熊の絵つけ体験コーナーを設置。子どもが「これやりたい」とよく足を止めていた。
さらに、交通広場の巨大スクリーンにはドローンで空撮した各地の桜の映像が流れていた。
ミチノテラス豊洲内の”都市型道の駅“「豊洲MiCHiの駅」には、全国の地域につながる交通の拠点という意味がある。おいしいものだけではなく、地域の魅力を紹介する拠点としての意味合いが見えてくる。
今後マルシェは定期的に開催予定。全国のいまを体験できる場として豊洲に来るのも、これからの楽しみになりそうだ。
デュアルモードのキッチンカー
続いて足を運んだのはキッチンカー。
お酒好きな2人が選んだのは、日本酒の飲み比べセットと、新鮮なお刺身。キッチンカーでお刺身が食べられるのも豊洲ならではだ。
この日はお祭り仕様でお酒やおつまみも売っていたが、普段はメブクス豊洲向けにランチを販売するキッチンカーが営業している。
キッチンカーは災害時には炊き出しに使うことも想定されている。
ミチノテラス豊洲は平常時と非常時を想定した「デュアルモード」の設計になっていて、他に平常時は交通手段として使われる燃料電池バスも、非常時は電源供給拠点として活用することが想定されている(関連記事)。
ほろ酔いのナベコも、いざというときのことも想定して考えられた都市設計について聞いて、感心している様子だった。
ちなみに2人がお酒とお刺身をいただくときに座ったベンチは清水建設技術研究所の3Dプリンターで出力されたもの(関連記事)。人間工学にもとづいて設計されているためモルタル製でも不思議とゆったりと感じられ、2人とも寝そうになるほどリラックスしていた。
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