基本料金は月額330円
ソラコム、KDDI回線の5G/LTEに対応するIoT向けプラン「plan-K2」
ソラコムは3月22日、データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」において、KDDI回線で5G/LTEを利用できる日本向けの新プラン「plan-K2」を提供開始した。
plan-K2 K2-300MBでは、新たなSIMのデザインに加え、KDDI回線の5G/LTE、300MB分のデータ通信料金を含む料金プラン、IoT向けの機能を利用できる。
本プランでは、カード型SIMと、チップ型SIM(eSIM)を提供する。カード型SIMは、ブルーを基調にしたグラデーションにSORACOMのロゴをあしらった新デザイン。また、環境に配慮し、従来のクレジットカードサイズのSIMに比べ、プラスチックの使い捨て部分が4分の1となるSIM(エコSIM)を採用している。初期費用はカード型SIMが1回線902円(先行発注の場合825円)、チップ型SIMは1回線1012円(販売単位は、500枚または3000枚)。
基本料金を月額330円とし、300MB分のデータ通信量を基本料金に含む。これにより、運用コストの見通しが立てやすくなるという。また、300MBを超過した場合の課金単位が、500MBごとに110円に設定されているため、ファームウェアのアップデートなど突発的に多くのデータ通信が発生した場合でも、月額の料金の支払いが大きく変動することはないという。なお、250MB分のデータ通信を超過したタイミングでメールで通知する。
利用開始時のSIMの受け取りから通信開始までの基本料金については、SIMの受け取り確認後、通信を開始しない場合は翌月末まで基本料金は非課金、それ以降も通信が発生しない場合は基本料は半額、毎月165円。
あわせて、本プランでは、これまでグローバルに利用できる「SORACOM IoT SIM」のみで提供していたIoT向けのSMS機能を利用可能。この機能では、本SIMから、同一のアカウントが保有するIoT SIM宛にSMSを送信でき、さらに、APIを利用して携帯電話通信網外のサーバーから本SIMにSMSを送信できる。IoTデバイスへのSMS送信は1通あたり2.2円。
本プランは、KDDI回線に対応した通信デバイス、モジュールで利用可能。なお、5Gの利用には5G対応の通信デバイス、モジュールが必要となる。
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