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最高峰性能の小型マシン「Mac Studio」に新iPhone SE/iPad Air登場! 2022年春のApple Event 第28回

M1搭載で確実な進化。ただし為替レートのイタズラも

M1搭載の第5世代iPad Air、ライバルはiPad Proのみ【本田雅一】

2022年03月16日 22時00分更新

文● 本田雅一 編集●飯島恵里子/ASCII

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カラーバリエーションと魅力的な価格

 この春の新製品はやや円安に振れている時期でもあり、従来の同等ラインナップに比べると少し高めの値付けになっている。もちろん、M1搭載ということを考えれば「高い」とは言えないのだが、ライバルは実質的にiPad Proしかなく、為替レートのタイミングによって150ドルの価格差が1万4000円になってしまった。

 とは言え、最新のアップル製品に取り入れられているカラーを踏襲しつつ、独自のブルーを加えた5色展開を魅力と考える人も少なくはないだろう。またキーボードのないSmart Folioは各カラーバリエーションに合う色で揃えられている。

 1万4000円の価格差についても、それだけ安価に目的を達成できるなら、その方が良いという判断もある。いずれにしろコンピュータとしての性能はほぼ同じ。

 筆者ならばiPad Proを選ぶだろう。しかし、もっとカジュアルに電子的な文房具として、仕事や勉強、あるいはApple Pencilを使った手軽な創作などに使うというのなら、あえてiPad Proを選ぶ必要はないとも言える。

 

筆者紹介――本田雅一
 ジャーナリスト、コラムニスト。ネット社会、スマホなどテック製品のトレンドを分析、コラムを執筆するネット/デジタルトレンド分析家。ネットやテックデバイスの普及を背景にした、現代のさまざまな社会問題やトレンドについて、テクノロジ、ビジネス、コンシューマなど多様な視点から森羅万象さまざまなジャンルを分析する。

 

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