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ドコモ、4G向け周波数の5G向け転用を今春開始 再来年3月までに5Gの人口カバー率を90%以上に

2022年03月11日 17時55分更新

文● ASCII

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 NTTドコモは、5Gサービスのエリア展開について新情報を発表。その中で、現在4G向けに用いられている周波数帯の5Gへの転用を今春から順次開始することを公表している。

 ドコモの5Gエリアは、現在サブ6と呼ばれる3.7GHz/4.5GHz、ミリ波の28GHzの3つの周波数帯で提供されている。KDDIが一昨年12月、ソフトバンクが昨年2月に、4Gで使われている周波数帯の5G転用を開始しても、それ制度には賛同しつつも、用いる周波数帯が広がらない限りは通信速度が大きく向上せず、またNSA方式では5Gによるメリットはあまり活かせないとして、慎重な姿勢を示していた。

 今春に4Gから転用される周波数帯は700MHz、3.4GHz/3.5GHz。今後も同社が「瞬速5G」と呼ぶ5G専用の周波数帯によるエリア展開は進めつつも、転用する周波数帯での拡大も進めて、2024年3月までには全国1741すべての市区町村でのエリア化、人口カバー率90%以上の実現を目指すとしている。

 

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