なぜデザイン変更? それは自分の部屋を快適にするためだ!!
これ1台で自分の部屋が超快適に! 進化したオールインワンPC<LAVIE A27>レビュー
提供: NECパーソナルコンピュータ
HDMIを利用したセカンドディスプレイとしても活用できて便利!
<LAVIE A27>の背面には、HDMI入力端子が設けられており、外付けディスプレイとしても活用できる。テレビと同様、ゲーム機などをつないで遊ぶことも可能だが、おすすめはノートPCのセカンドディスプレイとして利用する方法だ。
会社勤めをされている方の中には、会社から支給されたノートPCを利用しているという人もいるだろう。とはいえ、セキュリティに厳しい会社であれば、支給PCには多くのセキュリティが施されており、会社のサーバーに接続するのに専用のVPNソフトが必要で、在宅勤務ではあっても仕事には会社支給のノートPCを使わざるを得ないといったこともあるだろう。また、そうした会社支給のPCではUSBメモリーなどが利用不可になっていたり、外部ストレージサービスへのアクセスが禁止されていたりと、いろいろと制約が掛けられていることも多いので、結局自宅用PCと仕事用PCの両方を用意している、といった人もいるかもしれない。
そうした場合、自宅用PCに<LAVIE A27>を選択すれば、HDMIケーブルで接続するだけでセカンドディスプレイとして利用できるので、家で仕事をするのに、わざわざノートPCの小さな画面で行う必要がなくなる。
それなら普通の単体ディスプレイを利用してもできるではないか、と思われるかもしれないが、実は<LAVIE A27>をノートPCのセカンドディスプレイとして利用するメリットはそれだけではない。<LAVIE A27>に付属のキーボードにはBluetoothの切り替えボタンが付いており、複数のPCを切り替えて接続できるのだ。
つまり、ノートPCをHDMIケーブルで接続して大きな画面で作業できるだけでなく、キーボードもBluetooth接続すれば、ボタンひとつでフルサイズキーボードを利用した入力作業ができ、圧倒的に作業効率が良くなるのだ。
また、付属のテレビリモコンにはテレビボタンが用意されているので、息抜きにテレビ画面に切り替えるのも簡単だ。
様々にアップグレードされ、スペック的にも抜かりなし!
本体のスペックにも要注目だ。
<LAVIE A2797/DAB>の主なスペック | ||||
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モデル名 | LAVIE A2797/DAB | |||
CPU | AMD Ryzen™ 7 5800U プロセッサー(1.90GHz/最大4.40GHz) | |||
グラフィックス | Radeon™ グラフィックス | |||
メモリ | 16GB(8GB×2) | |||
ストレージ | SSD(PCIe) 約1TB | |||
ディスプレイ | 27型ワイド フルHDスーパーシャインビュー (1920×1080ドット)、IPSパネル |
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内蔵ドライブ | Blu-ray Discドライブ(BDXL™対応) | |||
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、 Wi-Fi 6対応無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth |
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TV機能 | 地上・BS・110度CSデジタルTVダブルチューナ | |||
インターフェース | USB Type-C 3.2×1、USB Type-A 3.2 ×3(内1基はパワーオフUSB充電機能付き)、HDMI入力、有線LAN端子、ヘッドフォンマイクジャック、SDメモリーカードスロット | |||
内蔵カメラ | フルHD解像度(1080p)対応カメラ、有効画素数200万画素/ステレオマイク内蔵 | |||
サイズ | およそ615.4(W)×221.0(D)×440.2(H)mm 615.4(W)×221.0(D)×526.5(H)mm (ディスプレイ最大高さ/最大傾斜時) |
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OS | Windows 11 Home(64ビット) |
CPUには、AMD Ryzen™ 7 5800U プロセッサーを搭載。主にゲーミングノートPCに搭載される8コア16スレッドのZen 3 コア アーキテクチャーを採用した、得手不得手の少ない、マルチに活躍できるプロセッサーだ。
特筆すべきは、16GBのメモリーと、テレビの録画データを保存するために用意された約1TBのSSDという大容量のストレージを搭載している点で、何をするにも余裕をもって作業ができる仕様となっている。
インターフェース類は主にディスプレイ右側面と背面左側に配置されており、右側面にはUSB Type-C、USB Type-A、B-CASカードスロット、SDカードスロット、ヘッドホン・マイクジャックがある。これに加え、ディスプレイ背面左側に、USB Type-A ×2、LAN端子、HDMI入力端子、背面右側にはアンテナジャックが用意されている。
一方、ディスプレイ左側面にはBDドライブが用意されており、録画データを保存したり、市販のBD作品などを楽しむことができる。
さらに、2022年春モデルで大幅にアップグレードされたのが、ディスプレイ上部に設置されたWebカメラ。前モデルの有効画素数92万画素のHD解像度(720p)対応カメラから、有効画素数200万画素のフルHD解像度(1080p)対応カメラに変更されており、オンライン会議などでよりきれいな映像を届けられるようになっている。
もうひとつの特徴として挙げられるのはLAVIEシリーズほぼすべてに採用されている「YAMAHAサウンドシステム」で、「ヤマハ製 AudioEngine™」により、映画視聴や音楽再生、オンライン会議など、利用シーンにより最適な音場を作り出せる。また、効率よく低音を増強するFR-Port™技術を採用した3W+3Wのステレオスピーカーを搭載。より自然な、臨場感あるサウンド再生を実現している。
このヤマハ製スピーカーはディスプレイ面下部に設置されているのだが、実際にオンラインで会話したり、音楽再生してみても、籠もることなくクリアーな音で、画面の前で再生された。
自分の部屋をどれだけ快適に過ごせるかを突き詰めたオールインワンPC
ここで最初の疑問に戻ろう。オールインワンPC<LAVIE A>シリーズはなぜデザイン変更したのか? それは、使用される場所の変化だろう。
オールインワンPCは、「リビングPC」というカテゴライズで登場し、もともとはテレビ代わりにリビングに置けて、なおかつパソコンとしても利用できるというコンセプトが色濃い製品だった。ところが、在宅勤務などが当たり前になり、1日の大半を家で過ごすようになると、家庭内の生活の拠点が、仕事から帰ってくつろいで過ごせるリビングルームから、PCに向き合って過ごす書斎などに移ってきた。
それと同時に、家庭内でのエンターテインメントのあり方も、テレビ視聴に限らず、NETFLIXやYouTubeといった動画配信、テレビゲームなど細分化が進み、”リビングルームに集まり家族で同じテレビ番組を見る”という過ごし方から、”書斎や子供部屋で各々好きな配信動画などを見たりゲームを楽しむ”といったものに置き換わりつつある。
実際、筆者の自宅でも、家族揃ってリビングの大型テレビに向かうのは食事のときくらいで、あとは各々自室で動画を見たりゲームを楽しんだりといった過ごし方が当たり前になってきている。
もはや、家庭内エンターテインメントの中心はテレビのあるリビングではないのだ。
つまり、エンターテインメントにも強いオールインワンPC<LAVIE A>シリーズのあるべき場所も、自然とリビングルームから書斎などの自室へと移り変わり、リビングに馴染むテレビのようなデザインから、自室の仕事机や勉強机にマッチするPC用ディスプレイのようなデザインに変更になったというわけだ。
<LAVIE A27>は、言うなれば、自分の部屋でどれだけ快適に過ごせるかを突き詰めたオールインワンPCに進化したと言えるだろう。コロナ禍以後、部屋篭もりが当たり前になりつつ人には、ぜひおすすめしたい1台だ。
(提供:NECパーソナルコンピュータ)